リビングでの学習にテレワーク。親子ともども、どうしても集中できない…。そんな悩みを解消するため、日刊Sumaiライターは「集中部屋」をつくることを決行。テレワーク中の夫婦&2人の子どもに、どんな変化が生じたのかレポートします。学習や仕事を効率的にこなしたい人は、ぜひ参考に。

集中部屋の様子
集中部屋をつくったことで、子どもの勉強も、テレワークも集中できる環境が生まれた
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リビングでは勉強も仕事もはかどらない!を模様替えで解消

手づくりの間取り図

筆者は、4LDKマンション住まい。夫婦と長男(小5)次男(年長)の4人家族。洋室3部屋は、将来的には息子たちに1部屋ずつ与え、もう1部屋は夫婦の寝室になる予定です。

長男は小学校低学年のときにはリビングで学習していましたが、高学年になりそろそろ自室が必要になってきました。そのため、現在は息子2人の寝室としている子ども部屋に机を置き、一時的にそこで勉強させてみることに。

しかし、子ども部屋でおとなしく勉強していると思っていても、見に行ってみるとマンガを読んでいたり、ゲームをしていたり…。息子たちの好きなものであふれている子ども部屋だと、気が散ってしまうようなので、以前のようにリビング学習に戻しました。

やはりリビングだと、幼稚園の次男が遊んでいることが気になって、勉強に集中できない様子。同じ時期にテレワークが増えた筆者夫婦。同じくリビングで作業していましたが、パソコンや書類を片づけたり移動させたりする行為を面倒に感じていました。

そこで、家じゅうの模様替えをすることによって、これらの問題を解決しようと思ったのです。

 

Excelで間取りを再現し家族で検討。「集中部屋」をつくることに

家族会議の様子

せっかく家具を動かして模様替えしても、使い勝手が悪いとまた移動させないといけないと思い、家の間取り図をExcelで再現して、何度も家族で話し合いを重ねました。

ベッドや机などの家具も厚紙でつくり、動かせるようにして子どもでも検討しやすくしました。

 

Excelで作成した間取り図

模様替え前はこのような間取りでした。リビングダイニング以外は、子ども部屋と夫婦の寝室、来客用の和室、納戸の4部屋です。

 

模様替えの準備

家族全員での話し合いの結果、最終的に上のような間取りで決定。みんなの机を一部屋に集めて「集中部屋」をつくることにしました。