策を一緒に考えるのが解決の近道
すべての画像を見る(全3枚)夜中は周りが静かなぶん、いつもの音が想像以上に響いて伝わりやすいということを伝え、ではどうすればよいか解決策を一緒に考えました。
「ドアの開閉はゆっくり行う」「歩く際も下に親が寝ていることを意識して歩く」と答えてくれたので、その2点をさっそく実行してもらうことに。本人が考えて導き出した解決策は守ってもらいやすく、初日からすぐに実行していました。
こうしてほしいと解決策を一方的に伝えるより、一緒に考え導き出したほうが実行してもらいやすいなと感じました。
物理的に音を抑える工夫も
素足でドスドス歩くから衝撃が伝わるのかもしれない。そう考えて、長男用にスリッパを用意したら、足音がかなり軽減されました。
わが家は、LDKと階段の間に廊下があり、ドアもあるので、テレビの音や笑い声などは伝わってきません。もしも、LDKから直接階段といった間取りだったとしたら…。こういった音もかなり伝わるのではないでしょうか。もっとも、ヘッドフォンで聞いていることが多いので、YouTubeの音などは解決もすぐできそうです。
ドアの開閉音に関しては、戸当たり音をやわらげるテープを貼ったり、ドアの閉まる速度を遅くするドアクローザーがついたドアを選んだりすると、かなり抑えられるのかもしれないと思っています。
わが家では、リビングにはカーペットを敷き、階下に音が伝わらない工夫もしています。
子どもの成長とともに想定はしていた騒音ですが、15年前にしていた想像と現代の過ごし方はまるで異なっています。オンラインで世界中のだれとでもつながり、気軽にゲームが楽しめるようになっているだなんて想像もしていませんでした。
そんなこんなで起こったわが家の騒音問題ですが、家族を巻き込みながら一緒に解決の道を歩んでいます。そんなこともあるんだなと、みなさんの家づくりを進めるうえでの参考になったらうれしいです。