日々節約に励んでいるのになかなか貯まらない人と、暮らしを楽しみながらも着実に貯蓄を築けている人。その差は、どこに? 「貯め方」だけを考えるのではなく、「使い方」にもメリハリを利かせることで、貯蓄は続けられるようになりそう。今回ご紹介するのは収入減があってもしっかり年180万円貯蓄をしている方にお話を伺いました。

貯金箱にお金を入れる女性
ルールを徹底すれば収入減でもやりくりができるそう(※写真はイメージです)
すべての画像を見る(全4枚)

貯めてる人のお金の貯め方・使い方の記事はこちら!

年間200万円貯める人がお金を使うもの。外食や旅行は我慢せず楽しむ!

「買う」「貯める」のルールを徹底!収入減でも無理なく貯めるコツ

ご主人の転職で収入が激減。住宅ローンが重荷となり、節約生活をスタートさせたアンさん。やりくり費をきっちり管理することで、ローンを完済。総貯蓄額は4500万円に。

「ローン完済後も、小さな暮らしは継続。家計簿を細かくつけるのは苦手なので、やりくり費を月6万円と決め、そのなかで生活しています」

ローン返済に追われながらも、児童手当や子どもへのお祝い金などは、将来の学費として全額貯蓄。

「現在大学生の長女の学費・生活費は、その貯金から出しています」

子ども2人が家を出たので、今後はやりくり費も減らす予定です。

 

【アンさんのプロフィール】

イラスト女性

53歳。夫(61歳)と2人家族。長男(25歳)は独立、大学生の長女(22歳)は1人暮らし。インスタ(@anne_chokin)で、低所得でも楽しみつつ貯める生活を発信中

 

【アンさんの家計表】

夫の月収(手取り) 100,000円
妻の月収(手取り) 150,000円
その他収入(家賃収入) 50,000円
収入合計 300,000円

食費(外食費含む)・日用雑費・レジャー費 60,000円
電気料金 10,000円
水道料金 5,000円
ガス料金 10,000円
通信費(固定電話、携帯電話2台分、プロバイダー) 12,200円
生命保険料(夫) 2,300円
特別費(税金、お祝い事など) 50,000円

貯金 150,000円
支出合計 299,500円
収支 +500円

世帯年収/360万円
年間貯蓄額/180万円

●アンさんの幸せなお金の貯め方

・「1週間1万円」のルールでざっくり貯める!

1か月のやりくり費は、1週間1万円×5週+予備費1万円の計6万円。

「残ったら手元に置いてたまの息抜きに使用。融通の利くお金をもてば、ストレスもたまりにくいです」