●5.自分一人でやらない

すべての家事を自分一人ですることはありません。自分が50代をすぎるころには、子どもは大きくなっているでしょうから、身の回りのことは、本人にやってもらいましょう。大きくなった子どもの世話を、母親がなんでもやってしまうのは、子どもの自立を妨げ、本人のためにもなりません。

子どもが小さいときから、お手伝いとして、簡単な家事をやらせるようにしましょう。ご主人が家事をしない場合は、どんどん参加してもらうようにするのも大切です。

靴
(※写真はイメージです)
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家族に家事を頼むときは、できるだけ具体的な指示を出します。玄関で、靴を脱ぎ散らかす子どもに、「玄関、きれいにしといてよ」と言うだけでは、望んだ結果になりません。もっと具体的に、「脱いだら靴をちゃんと揃えて、はしっこに並べてね、こういうふうにね」と実演をそえて、リクエストすれば、子どもでも、靴を揃えて脱ぎます。

家事を頼める家族がいない、私は専業主婦だから、という人も、忙しいときは家事を外注すると、とてもラクになりますよ。これは怠けることではなく、時間やお金という手持ちのリソースをバランスよく使うことです。

家事の負担を減らすアイデアを5つご紹介しましたが、結局のところ、暮らしをシンプルにすると、家事もとてもラクになります。余計なものや、やらなくていいことをどんどん手放して、やりたいことに時間を使っていきましょう。

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