家を汚す原因で多いのは、抜け毛とトイレの失敗

犬のブラッシング
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抜け毛対策は、毎日のブラッシングを習慣にすることが大切です。ブラッシングで抜け毛を取り除けば、室内に落ちる抜け毛の量を減らすことができます。

 

犬のブラシ

犬のブラシには、ピンブラシ、コーム、スリッカーブラシ、ラバーブラシ、グローブブラシなどがあります。愛犬の被毛の長さや種類、抜ける量などに合わせて、ブラシを選びましょう。

犬の換毛期には、スリッカーブラシ(抜け毛や毛玉が取りやすいように、ピンがくの字になったブラシ)やラバーブラシ(ゴム製のやわらかいブラシ)などを使用するのがおすすめです。

 

100均でも買える「抜け毛取りクリーナー」

部屋に落ちている抜け毛の処理も、悩みのタネ。とくにソファや毛足の長いじゅうたんにからみついた犬の抜け毛は、掃除機ではなかなか吸い取りにくいもの。そのような場合は、ペットショップや100円ショップで販売されている「抜け毛取りクリーナー」を使用してみましょう。

使い方は簡単。ソファやじゅうたんの上をクリーナーでなでるだけで、犬の抜け毛を取り除くことができます。

 

ドッグランで遊ぶ犬

犬は散歩やドッグランで遊んでいると草むらに入ったり、土の上で寝転がることもあります。草や土で汚れた身体のままで犬が家の中に入ったら、室内のあちこちが汚れてしまいます。

愛犬が散歩やドッグランから帰宅したら、水で濡らしてかたく絞ったタオルやペット用のウエットシートなどで、足裏や身体をふいてあげること。とくに長毛の犬は、土や草の汚れが被毛につきやすいので、ふき忘れがないかしっかり確認を。

 

犬とトイレ

犬の体の大きさに対してトイレが小さいと、前足はトイレに入っているのに下半身はトイレの外にでてしまうことがあります。また、不安やストレスが原因でトイレを失敗してしまうケースも。

トイレは犬の身体に対して大きめのものを選びましょう。トイレの場所に苦手意識がある場合は、置き場所を変えてみてください。

なかにはトイレの素材やペットシーツの使い心地が悪くて、排泄に失敗しているというケースもあります。置き場所を変えてもダメな場合は、別のものに変更してください。

愛犬がトイレ以外の場所で粗相をしてしまった場合は、騒いだり怒ったりせず、無言で片づけましょう。というのも、犬が飼い主の反応して欲しくて粗相していることもあるからです。あくまでも「なにごともなかったように」片づけることが大切です。

 

犬のいたずらは工夫としつけで防ごう

犬のいたずら

帰宅したら、キッチンの生ゴミや、リビングのティッシュがビリビリに破られて散乱していた、というような経験、犬の飼い主なら一度や二度はあるはず。

そのようなことが続くようなら、誤飲や誤食の心配もあるので、キッチンの出入り口に柵を取りつけるなどの対策が必要です。

部屋のゴミ箱も犬が届かないところに置き、ティッシュも高いところに上げておくのも忘れないでください。

 

かむ犬

家具をかんでしまう犬もいます。家具をかまないようにするには、カバーや柵を取りつける以外に、なめると苦い味がするペットのいたずら防止用のスプレーやチューブタイプを使用するのも方法のひとつです。

また、犬が家具をかもうとしたら犬が苦手な音を立て、「家具をかもうとする=いやな音がする」と理解させて、家具をかまなくさせるしつけ法もあります。

ただし、犬によっては、イヤな音を聞かせることが大きなストレスになる場合も。もし、この方法を実践する場合は、必ずドッグトレーナーなどの専門家の指示のもとで行うようにしてください。

困りごとの原因を知れば、対策はきっと見つかります。大切な家で、愛犬と心地よく暮らせるように、日頃から心がけましょう。

 

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