【その1】コロナ禍で発生した騒音トラブルをきっかけにマイホームを購入
滋賀県在住、賃貸アパートにお住まいのAさん(アルバイト・40歳)は、緊急事態宣言中に2人の子ども(12歳・9歳)が通う学校が休校に。ご自身も在宅勤務になり、階下の住人との間で騒音トラブルが起こったそう。
「休校中+在宅勤務のわが家と、下階の在宅勤務のご夫婦との間で騒音問題が発生。一度は解決したかに見えたのですが、下階の奥様はこちらの小さな生活音まで気になる様子。大きな音を出して抗議されるようになり、最終的には直接自宅に来られて苦情を言われることに…。とりあえず収拾はついたものの、このままでは自宅にいても落ち着けないので、家を探し始めました」
その後、お子さんの学区内で土地を探し、注文住宅で家づくりを開始。2021年8月に引き渡し予定だそう。Aさんの新しいお家は大きな道路から少し入ったところにあり、家の周りで安心して子どもが遊べる環境のようです。
【その2】きっかけは夫の年齢と妊娠。ローン返済を考えるとタイミングは今
じつはライターの私(熊本県在住・38歳)も、最近マイホーム購入に踏み切ったうちのひとりです。夫(40歳)の年齢に加え、第1子を妊娠したこともあって決断しました。
夫(40歳)から住宅購入について打診があったのは2020年5月頃。それまでは夫婦ともに「いずれそのうちに…」くらいにしか考えていませんでしたが、2019年に私の兄が家を購入し、そのとき兄は44歳。35年ローンを79歳まで払うと聞いて、急に現実味をおびたのでしょう。住宅ローンを逆算すると、自分が40歳になる今がタイミングだと思ったようです。マンションや分譲建て売り戸建てなどいくつか見学し、最終的には注文住宅を選択。2021年6月頃に完成予定です。
また、夫の友人たちも40歳を機に住宅購入に動き始めたそう。子どもの成長など今後のライフプランを考えたときに、年齢がひとつの区切りになったようです。また年齢に加え、コロナ禍で今後がどうなるかわからないからこそ今、いう意見も。
アンケート結果を見ると、マイホームを購入した人もそうでない人も、いろいろな局面で悩みながら住まいについて考えているのだと感じます。働き方やライフステージの変化に合わせて、その都度「住み方」の見直しをすることも大切なのかもしれません。