もうすぐクリスマス。部屋の飾りつけをして季節感を楽しみたいもの。そこで、ツリーよりかさばらず、つるして楽しむ飾りとして注目を集める「フライングリース」のアイデアを、パーティースタイリストの浦岡裕子さんに教えてもらいました。

リースを電気につるす
フライングリース
すべての画像を見る(全8枚)

今年のクリスマストレンドは、つるして飾るフライングリース

クリスマス気分を盛り上げるものの代表格と言えばクリスマスツリーですが、床にスペースを必要とするため、小さなお子さんがいると危険だったり、十分なスペースを確保できない家庭では邪魔になったりしてしまいます。

空間を有効利用するクリスマスの彩り方として「フライングリース」というものがあります。今回はこのフライングリースを市販のおうちででつくる方法をご紹介します。

●100円ショップのアイテムでつくれる!

クリスマスリースは、一般的には壁やドアにかけて楽しみますが、天井などからつるして飾るのがフライングリースです。
リースはご自宅にあるものを使ってもよいですし、お持ちでない方は、手に入りやすい100円ショップなどで探してみてください。
できるだけ装飾のないシンプルなものだと落ち着いた雰囲気で楽しめますよ。

リースとコード

【材料】


・クリスマスリース 2個(写真はダイソーの500円商品)
・ワックスコード(100円ショップで購入できます)

※作業にはハサミとペンチもつかいます

【つくり方】

リースを赤ハサミで切る

(1) まずは2つのうち1つのリースの大きさを小さくします。葉が細い針金で太いワイヤーにくくりつけられているので、針金をハサミで切って2~3つ外します。葉がくくられていた細い針金は、後ほど葉をつけなおすときに使うのでとっておきます。

リースをペンチでカット

(2) 葉を外していき、太いワイヤーが見えたらペンチでカット。太くてカットしにくいので数回曲げながら根気よくやりましょう。

リース2つを触る様子

(3) 太いワイヤーを縮めてリースをひとまわり小さくします。(1)で外した葉を、細い針金を使ってくくりなおして固定します。

リースにコードを括り付ける様子

(4) ワックスコードを4本用意し、写真のようにまず大きい方のリースにくくりつけます。次にワックスコードの反対側を、小さい方のリースにもくくりつけます。

つり下げるところの高さを見て、ワックスコードの長さは調整してください。長くカットしておき、あとから調整するのがおすすめです。

リース上下の間にコード

(5) ワックスコードをくくったら、高さが平行になるように長さを調整して、トップで縛って完成です。

●リースを1つだけにしてもOK

リースを2つ使うのが面倒な場合は、1つだけにして手順(4)から始めてもいいでしょう。

黒背景にリース

クリスマスオーナメントをぶら下げたりしてもかわいいです。その場合、つり下げる場所の耐荷重を確認してください。

いつも見かけるリースも飾り方を変えるだけで新鮮。ゆらゆらと空間につり下がっていると、子どもも楽しいようです。

気軽に手に入る材料で、クリスマスをゆったりと楽しんでみてはいかがでしょうか。