極細の繊維で汚れをしっかりとからめ取り、高い吸水性でふき掃除にぴったりなマイクロファイバークロス。お店にはさまざまなメーカーのクロスが置かれていますが、値段も性能もいろいろ。どれを選ぶのかパッと見ではわからないことも。
「適当なものを選ぶと、繊維の質が悪くて指先にひっかかってしまったり、すぐにヘタってしまったりするので要注意!」と教えてくれたのは掃除研究家で、ハウスキーピングコーディネーターのおそうじペコさん。
そこでペコさんに、愛用しているイチオシのマイクロファイバークロスについて語ってもらいました。
高く思えても汚れ落ちの違いで、性能を実感!おすすめのマイクロファイバークロス
そもそもマイクロファイバークロスとは、1本の生糸を分割し、その先の細さが毛髪の100分の1以下になったマイクロファイバーでつくったクロスのこと。
細かく分割された繊維の先が汚れをかき取るので、ホコリを上手に吸着し、洗剤なしでも高い汚れ落ちを期待できます。
私がいろいろなクロスを試しているなかで見つけた、おすすめのクロスを3つご紹介します!
●ビロードのようになめらか!モップにつけると、手でふいたような仕上がりに
3枚入りで¥864、サイズは27×24cmと一般的なクロスよりやや小ぶりなサイズです。ベリーマXというブランド繊維を使用しており、触り心地がビロードのようになめらか。
薄手なので市販のフローリングモップにも無理なく装着可能。
床面とクロスがぴったりと密着するため、フローリングの掃除をすると、手でふいたような仕上がりになります。
私はお風呂掃除にも使っています。
お風呂用のイスなどにこびりついた湯アカをきれいにこすり落とすのは、スポンジでは味わえない快感!
・そうじの神様シリーズ フローリング用おそうじクロス 3枚入(KBセーレン)
●速乾性にすぐれたクロス。軽く絞ってふくとホコリも汚れもすっきり
1枚入りで¥713、サイズは24cm×33cmです。
同じシリーズでいろいろなタイプがありますが、しっかり使い込むことのできる、厚手かつ、女性の手にもなじみやすく洗いやすいハーフサイズを愛用中。
表面は繊維の毛羽立ちがなくなめらかな手触り。軽くしぼるだけで写真のようにまだらに乾くので、速乾性に優れていることがわかります。
この半分湿った状態から掃除を始めると、ホコリも汚れもきれいに落とすことができます。
・あっちこっちふきん 厚手版ハーフ 1枚入(TEIJIN)
●厚手でフワフワ!網戸の汚れもしっかりかき取ってくれます
100円ショップ、ダイソーのアイテム。
30cm×19cmのサイズのものが2枚組で¥108。毛先がフワフワしていて2枚重ねです。周囲に縁取りもあるのでかなり強度があります。
厚手・フワフワの毛先なので多少大きな動きをしてもめくれない安定感があり、窓や扉など広範囲の掃除に。
網戸などは、たっぷりの毛先が網目にしっかり入って汚れをかき取ってくれるのでスポンジのような感覚で使うことができます。
左が新品、右が3か月使用したもの。多少摩耗して薄くなっていますが、まだまだ使えます。この品質で2枚組¥108はお買い得です!
・マイクロファイバー厚手雑巾 2枚組(ダイソー)
マイクロファイバークロスは掃除をするうえでとても役に立つアイテム。一見すると高いと思えるアイテムでも、使ってみるとその汚れ落ちのよさに納得できるはず。また、安価なものでも厳選すれば長く使えるよいものもあります。
クロスを選ぶ際には参考にしてみてください!