自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。
今回は「陣痛のときに夫につきそってもらいたいかどうか」について。
「陣痛のつきそいするね」と言った夫。しかし当日…
すべての画像を見る(全2枚)妊娠中期頃に「陣痛のときにつきそいをしてもらいたいかどうか」という話を、実家の母としたとき。
「あんたちょっと。史上最大の下痢がきとるところ想像して。便所の中にだれかおって、あれやこれや応援してきたり体のいらんとこ押してきたら腹立つことない? 私はつきそいなんかいらんと思うよ」
と言われたことがあって、「それもそうやな!!」と納得し、ダンナのつきそいを断ることにした。
ところがダンナは、妊娠中に長い間離れていたことを引け目に思っていたのか、「いやいや、つらいことを一緒に乗り越えたいの。それが夫婦でしょう?」と、珍しく熱い言葉。
その言葉を受けて、私はつきそい可の部屋を選んだ。
ところが。
いざ実際陣痛を起こしている私を目のあたりにすると…。
「いやいやいや、つらいとこ見るのってしんどいよね! 痛くなかったのにもうおなか痛くなってきたし!のんちゃんがつわりだとMEもしんどかったじゃない? だからダメだったの。つきそい用ベッドも固そうだし、2人でいてもつらいだけだから帰るね! スマヌ!!」
とコロリと意見を変えた。
…このことは出産から7年たとうとしている今でも、決して忘れないし、いまだに思い出すだけで2秒で腹が立つ事件。
これがあってから、二度とできないことは言わないし、提案しないダンナになったよ。いいことか悪いことかわからんけど。
次回。分娩室での発狂。