ゆでたパスタにからめるだけ。一人分の食事をつくるときや忙しいときに便利なレトルトのパスタソース。なかでも、無印良品のパスタソースは安くて手軽でおいしいと、かねてから注目を集めています。
そこで今回は、料理やグルメについて執筆しているライターの朝岡真梨さんが、「素材を生かしたパスタソース」のシリーズを4種類食べ比べしてくれました。
化学調味料・合成着色料・香料不使用だから安心!本格的なおいしさを食べ比べ
気になる味わいや実際につくってみたときの使い勝手をまとめてご紹介します。
すべての画像を見る(全13枚)用意したパスタソースは以下4種類、値段はすべて1人前290円(税込)です。
・「じゃがいもとトマトのジェノベーゼ」
・「生ハムときのこのポルチーニクリーム」
・「紅ずわい蟹のトマトクリーム」
・「3種のチーズクリーム」
どれも食材から自分で用意すると苦労しそうな、豪華なネーミングにひかれて買ってみました。
それぞれ1.6mmのスパゲッティーを100gずつゆでて、実際に絡めて食べてみます。
●しっかりバジルを感じる!じゃがいもとトマトのジェノベーゼ
見た目にも香りにも、しっかりバジルを感じるジェノベーゼです。バジルは兵庫県産のものとのこと。
ソースのなかに入っているトマトやジャガイモの具が、彩りだけでなく、より一層、食べ応えをアップさせてくれる一品です。
ソース自体はサラッとしているのですが、チーズなどをたさずともこのままでコクと酸味のバランスが絶妙なおいしさでした。
●豊かな香りと奥深い味わいがしみ出す!生ハムときのこのポルチーニクリーム
キノコ好きにはたまらないポルチーニのクリームソースです。ポルチーニの豊かな香りと奥深い味わいが噛めば噛むほどしみ出てきます。
ねっとりした感じのソースは、パスタとの絡みもよく、もう少し太めのパスタに合わせてもよさそう。
●まるでお店のようなクオリティ!紅ずわい蟹のトマトクリーム
完熟トマトのクリームソースに紅ズワイガニのうま味とだしがたっぷり。今回の1.6mmのスパゲッティーにいちばんよくマッチしていました。
紅ズワイガニの身自体はそんなに量が多くはありませんが、炒めたタマネギのとろんとした舌触りは、まるでお店のようなクオリティ。
パスタだけでなく、ごはんとの相性も抜群です。
●ほんのり香るレモンとブラックペッパーの香りがアクセント!3種のチーズクリーム
パルメザン、ゴルゴンゾーラ、ペコリーノチーズの3種類でつくられたクリームソース。塩気がかなり強めだったので、もっちりした生パスタでつくるのもおすすめ。
ほんのり香るレモンとブラックペッパーの香りがアクセントになっていて、これからの季節なら冷やしたお酒とともに楽しみたくなる大人の味でした。
レンチンでも湯煎でも!シーンに合わせて使い勝手も抜群
今回ご紹介した4つのパスタソースは、1人前ずつレトルトパウチに詰められています。あれこれ食材を集める必要もないし、パスタだけゆでればだれでも簡単につくれます。
パスタをゆでている間に、ソースを電子レンジで(500Wなら1分半)チンするだけ!
こんなに簡単な作業で、お店のようなパスタを楽しめるなんて、家で一人分の食事の用意をする手間を考えたらコスパがいいですよね。
また湯せんする場合には、一度に複数の種類のパスタをつくることもできるので、家族の好みに合わせて対応できるのもポイント。
ネットでまとめ買いすると少しお得にゲットできるし、賞味期限も半年以上と常温でかなり長持ちするので、いざというときのために買い置きしたいパスタソースでした。