2018年9月に発売されて以来、老若男女に人気となっている無印良品の冷凍食品。

今回は「日本の飲茶」シリーズのなかから点心6品をピックアップ。実際につくって食べ比べをしてみました。
試してくれたのは、料理やグルメについて執筆しているライターの朝岡真梨さんです。

冷凍点心
シュウマイにギョウザ、ワンタンなど多彩な冷凍飲茶
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無印良品の冷凍食品は、食べたい量だけ使える便利さが魅力!

なにかと慌ただしくなる年末年始に、好きな量だけ、食べたいときに手軽に楽しめる点心は、ご飯づくりの心強い味方です。

今回用意したのは、「国産豚肉と野菜の餃子」、「国産黒豚肉入り餃子」、「国産野菜と生姜の棒餃子」、「国産麦豚肉のワンタン」、「国産野菜の海老焼売」、「国産黒豚肉入り肉焼売」の6つ。
どれも値段は1パック450円(税込)とお手頃です。

●すべてが化学調味料不使用の安心感

冷凍食品というと、手軽な代わりにちょっと体に悪そうなイメージがあったのですが、今回ご紹介する無印の冷凍点心には、すべて化学調味料不使用の表示が。
子どものいる家庭などとくに、素材本来の味わいが楽しめるのはうれしいですよね。

●パッケージがチャックつきで、使ったらそのまま保存できる

パッケージがチャックつき

パッケージ自体にチャックがついており、保存袋などへの移し替えが必要ないので、使い勝手よし。中身が見えるのも収納しやすいポイント。

好きな分だけ気軽に使えるのもいいところです。

それではここからは、それぞれの調理方法と味わいを比較していきます。

水をふりかけ、ラップしてチン!お弁当のおかずにもぴったりなシューマイ

お弁当のおかずにもぴったり

点心6種のなかでも、電子レンジでチンして完成するシューマイは、トップクラスの手軽さ。

「国産野菜の海老焼売」(左)は240g(15個入り)、一方、「国産黒豚肉入り肉焼売」(右)は300g(10個入り)です。

電子レンジでチン

調理方法は、凍ったまま耐熱皿の上に置き、水を少量ふりかけて、ラップをかけて電子レンジでチンするだけ。

海老焼売なら600Wで50秒、少し大ぶりな黒豚肉入り焼売でも600Wで1分!

海老焼売

海老焼売(左)は、温め終えた瞬間にエビのいい香りがふわ~っ。食べるとすごくジューシーで、子どもでもひと口で食べやすそうなサイズ感です。

15個入りと量が多いので、毎日のお弁当にいいかもしれませんね。

黒豚肉入り焼売(右)は、食べごたえのあるボリューム感。お肉の味がしっかりしていて、夕飯のおかずにもう一品というときはもちろん、メインとしても満足度が高そうです。

フライパンでこんがり!キツネ色に焼ける本格ギョーザ

キツネ色に焼ける本格ギョーザ

続いては、フライパンひとつでつくれる本格的なギョーザ3種です。

「国産野菜と生姜の棒餃子」(左)は、320g(8個入り)。「国産豚肉と野菜の餃子」(真ん中)は、360g(20個入り)。「国産黒豚肉入り餃子」(右)は、360g(20個入り)。

3種類まとめて調理

こちらはフライパンでの調理方法や目安の時間がほとんど一緒だったので、3種類まとめて調理してみました。

軽く熱したフライパンの火を一度止めて油を少量ひき、凍ったままそれぞれのギョーザを並べていきます。ギョーザに水をかけて中火で過熱し、水気がなくなったら弱火に。フライパンのフチに回る程度の油を差し入れて、こんがりキツネ色の焼き目が皮についたらできあがり。

加熱時間や水の量の目安はまとめて調理する個数によって多少異なるので、パッケージの裏面をご参照ください。

完成したギョーザ

完成したギョーザは、3種ともパリパリのキツネ色の皮に上手に焼きあがりました。

なかでもいちばんさっぱりした味わいだったのが棒餃子です。ジューシーなお肉とショウガが絶妙にマッチ。1本あたりのボリューム感が普通のギョウザ2つ分くらいあるので、カットの仕方によってはお弁当などいろんなシーンでアレンジしやすそう。

国産豚肉と野菜のギョーザは野菜の甘さがいちばん際立っていました。薄味でマイルドなお肉の味。クセがないので、ギョーザ独特のニラやニンニクの香りが苦手という方にもぜひ試してほしい商品です。

一方、黒豚肉入り餃子はパッケージを開けた瞬間からインパクトのあるニンニクの香りが。お肉のジューシーな味わいを引き立てるように味わいも濃厚で、なにもつけずともそのままおいしく食べられるくらいのしっかりした味つけでした。

なにもつけずともそのままおいしく食べられる

好みや用途に合わせて、使い分けるのもいいと思いますが、ギョーザ好きなら、毎回3種類ずつ焼いて、家族で味わいを比べながら食事するのも楽しそう!

寒い季節のスープの具にも!国産豚肉を使ったワンタン

国産麦豚肉のワンタン

最後にご紹介する「国産麦豚肉のワンタン」は150g(25個入り)と今回ご紹介した点心のなかで個数がもっとも多い商品です。ひとり暮らしはもちろん、家族の人数が多いご家庭でも使いやすそうですね。

2分ゆでたら完成

こちらのつくり方もいたってシンプル。鍋にお湯をたっぷりめに沸騰させたら、凍ったままのワンタンを入れて、2分ゆでたら完成です。

そのまま食べてみました

なにもつけずにそのまま食べてみました。ワンタンですから、お肉の量自体が少ないのですが、コショウがしっかり効いていて、食べたあとの風味がよかったです。これだけでおかずにするよりは、スープなどの具材として使う方がいいかもしれませんね。

寒い季節、風邪をひいたりしたときにも、おいしいワンタンスープはホッと優しく体を温めてくれそうです。