ゴミ出し、スムーズにできていますか? 自治体によってはかなりゴミの分別が細かいところもあります。
「ゴミ出しの際のちょっとした工夫で、疲れやイライラも減りますよ」と語るのは、片づけのプロフェッショナルであるライフオーガナイザーの森麻紀さん。
ゴミ捨てを快適にする方法を教えてもらいました。
ゴミ捨ては日々のこと。少しの工夫でストレス減に!
●ボタン電池やインクカートリッジは別にまとめておく
すべての画像を見る(全6枚)ホームセンターや家電量販店に持って行きたいボタン電池やインクカートリッジは、不燃ゴミと混ざってしまうと、再度分別しなおさないといけないので、捨てるのをあと回ししがち。
そうならないために、持参用の袋を用意しておき、不燃ゴミ置き場の近くに置いています。捨てたいときに、その場でスムーズに分けることができますよ。
●食品トレイや紙パックは、バッグに入れてスーパーへ
冷蔵庫の横にかかっているのは、スーパーなどで行われている拠点回収(資源回収)用の手提げ袋。
中には、食品トレイや紙パック、ペットボトルが入っています。冷蔵庫と壁の間以上の量になったら、持ち出しどき。
すぐに持って行けるように玄関ドアにかけておきます。こうすることで、忘れずに外出時スムーズに持って行くことができます。
●ゴミ袋を重ねておくと、取り替える手間がぐんとラクに!
収集日にゴミを捨てた後、まだ残っている仕事が、ゴミ袋の交換。
毎回するのが面倒くさいので、わが家では2枚重ねにしています。ゆとりがあるなら、3枚でも4枚でも重ねられそうですが、その分、ゴミが入れづらくなるかもしれないので、そのあたりは注意してください。
●2つのアイテムを導入して日々の作業を短縮化
スムーズにゴミ捨てをするための道具も活用します。
皆さんは乾電池を捨てる際の判断はどうしていますか? 完全に電池がなくなっているとわからないと、処分しづらいということはないでしょうか?
そんな気持ちを払拭できるのが「電池チェッカー」です。
わが家では完全に使えないなら即処分行き。もし、残量が少し残っているのなら、ほかの機器で使えることがあるので、別途保管と決めています。
調味料などのビンのプラスチック製のキャップを取るときに活躍するのが、「万能分別ハサミ」。
普通のキッチンバサミだと、どうにかこうにかして無理やり取る感じですが、万能分別ハサミなら「スポッ」と一気に取れるので快適です。
ほかにも、ペットボトルのフタを取ったあとに残るリングや、ラベルはがしにも重宝します。
●ワレモノも出たらすぐに対処を
ガラス、割れた食器類、刃物などは「ワレモノ」「キケン」などの表記が必要。すぐに対処できるよう、ワレモノを入れる紙袋とはり紙をセットで用意しています。
とくに指定のない地域もあるようですが、書いておいた方が安全です。
今回ご紹介したような工夫を参考に、ゴミをため込まない習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。