今まで買うのが当然だと思っていたものや、お金がたくさんかかると思っていたことが、“シェア”や“レンタル”でおトクに使える時代に。

なかでも夏休み前のこの時期、一般の家に泊まる「民泊」は要チェックです。
「貸主のアイデアがつまった個性いっぱいの部屋に泊まれたり、なによりもホテルや旅館よりもリーズナブルな価格で利用できます」と語るのは、シェアリングエコノミー協会の佐別当隆志さん。

民泊できる魅力的な物件や、トラブルを避けるための対策を教えてもらいました。

民泊
リーズナブルで、ホテルにはない魅力がある「民泊」
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話題の『民泊』。そのメリットは?

1.ホテルや旅館より、比較的リーズナブルに利用できる

ゴールデンウィークや夏休みなど、みんなが旅行に出かけるシーズン。ホテルは予約がとれず、料金がとにかく高い!

「GWにUSJへ行こうと計画したものの、周辺のホテルが高すぎて…。わが家にはとても無理! と、民泊に。家族3人素泊まりで、1泊2万円。2日間利用し大満足でした」(神奈川県・42歳)

と、エッセ読者のなかにも、民泊を使って安く旅行を楽しんでいる人が多数見られました。

2.大人数での宿泊も可能!まるで映画のような雰囲気満点の場所に泊まれる

ホテルや旅館で借りると、とびきりのお値段になってしまうようなプライベートプールつきの物件や、数家族で泊まれる物件も。

たとえば、民泊検索サービス「Airbnb」では以下のような物件に宿泊することができます。

●グランピングで手軽にアウトドアを楽しむ!

グランピング

人気のグランピングを楽しめる物件も。簡易ベッドやソファが設置されたティピー風のテントなら、まるで家のようにくつろげます。

●人目を気にせず遊べるプライベートプールつき

プライベートプールつき

周りを気にせず思いっきり遊べる、人気のプライベートプールつき物件。リゾートホテルのような優雅な時間を味わえます。

●囲炉裏のある古民家で田舎暮らしを体験

囲炉裏のある古民家

薪ストーブや囲炉裏がある古民家。こちらは最大20人で泊まることができるなど、コスパもよし。家族や友人とのんびり過ごせます。

民泊のトラブルを避けるには?

上記のようにメリットがたくさんある民泊。しかし、まだまだすべての施設が安全とは言いきれない状況です。

そこで、民泊を利用したり、自身で運営する際に気をつけるべきポイントを教えてもらいました。

●しっかりと防犯対策をとる

借りる際には料金、設備、提供者の身元に説明不足がないかチェック。
貸す際には、セキュリティカメラの設置や、カギの管理などに十分な注意を払いましょう。

●口コミは重要!

通常の民泊仲介サイトには利用者の口コミ欄があります。
口コミで高評価がついているところは宿の安全性も高いので、ぜひ読み込んで参考にしましょう。

●自治体が運営をサポートしている場合も

自治体ぐるみで民泊を進めている例も。
民泊を始めたい人のために勉強会を開いている自治体もあるので、広報誌やホームページでぜひチェックを。

夏休みは目前。話題の「民泊」を旅行の際の選択肢のひとつにしてはいかがでしょうか?
ほかにも、

ESSE8月号

では家事代行や洋服のレンタルなど、話題のシェア・レンタルサービスを紹介しています。こちらもぜひチェックを!