宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARAZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAのすばらしさをみなさまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待をつづります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。


fixyama
すべての画像を見る(全1枚)

vol.42 雪組ミュージカル『ひかりふる路(みち)~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』&『SUPER VOYAGER-希望の海へ-』

ひかりふる路(みち)

お芝居の『ひかりふる路~』は、18世紀末のフランス革命を巡る歴史ミュージカル。レビューの『SUPER VOYAGER!~』は、「超越した航海者」を意味する豪華絢爛なレヴュー。

雪組の新トップコンビ、望海風斗(のぞみ ふうと)と、真彩希帆(まあや きほ)の「大劇場お披露目公演」としても注目されました。

観るたびに感動が増す。感動!感動!感動!

昨年の宝塚での初日以来、この演目を観るのはこれで6回目。芝居もレヴューもどっちも好きで、つい何度も観ちゃった。

じつは毎年2月は、東京→中日→宝塚と3都市で観劇をしています。名づけて「TAKARAZUKA 新春三都物語」! 今年の3組・3公演、まずは東京・雪組から。最初の公演『ひかりふる路~』と『SUPER VOYAGER!~』から振り返っていきます。

初日から完璧!だった望海さんはもちろんだけど、相手役の真彩さんがすばらしい! 初日はまだ"市民"だったけど、観るたびに"貴族"になっていく。彼女の美しく耳ざわりのいい声に気持ちが揺さぶられ、ついオペラグラスで表情をずっと追っかけ、共鳴し、喜んだり、泣けてきたり…感動!

もともとすばらしい楽曲・作品を、さらに血に骨に肉にしていった雪組生たち。こうして日々スパイラル状によりよく変化していくのが宝塚歌劇の魅力! ゆえに何度も観たくなるのです。

そして、サン=ジュスト役の朝美絢(あさみ じゅん)さん。
場面ごとの、憧れ、嫉妬、陶酔、絶望へと変わっていく感情をうまく演じ、そのビジュアルとともにとても魅力的でした。

【山本浩未】

宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。近著に「

おとな美人を作る「メイクの基本」

」(宝島社刊)「

今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON顔(おんがん)

」(講談社刊)「

きれいは力

」(幻冬舎刊)、「

美人メイク基本の「き」

」(宝島社刊)、「

おとなメイクは白・黒・赤だけでいい

」(宝島社刊)など著書多数