クリスマスや年末年始で、家に人を招くことが多くなる時季。いつも使うものだからこそ、細かな手入れを見逃しがちなテーブルとイスのケアをしませんか?
お客さんがきたときに汚れやガタつきが目立つと不恰好なもの。パパッと試せるケアを、DIYアドバイザーの嶋崎都志子さんに教えてもらいました。
テーブルの汚れにはメラミンスポンジを
天板についた軽い輪ジミや油ジミは、メラミンスポンジでクイックケア。表面が研磨され、しみついた汚れが目立たなくなります。
※ウレタン塗装されているテーブルには使わないでください
●1:メラミンスポンジで軽くこする
すべての画像を見る(全6枚)水で濡らしたメラミンスポンジでシミ部分を軽くこすります。
「まずテーブルの目立たない部分で試してから行いましょう」
●2:からぶきをする
仕上げにきれいなぞうきんでからぶきをして汚れをふき上げます。
●こんなアイテムも!
メラミンスポンジで落とせない強い汚れは、木目の補修テープで目隠しする方法も。汚れの範囲に合わせて好きなサイズにカットし、はるだけなので簡単。色も数種類あり、家具の色に合わせて選べます。
イスのガタつきにはフェルトパッドが有効
使っているうちにガタつきが出やすいイス。脚にフェルトパッドをはって高さを調整するだけで、簡単に直すことができます。
●1:浮いている脚を見極める
イスの背を持ち、前後左右に揺らし、どの脚が浮いているかを確認します。
「床が水平ではない場合もあるので、いつも使う場所に置いてチェックしましょう」
●2:フェルトを脚の底にはる
(1)の浮いている脚についた汚れやホコリを乾いた布でふき取り、脚の形に合わせてフェルトをカットしてはります。
「まだガタつくようならフェルトをもう1枚重ねて調整を」
●使ったのはこれ!
粘着式で簡単にはれるフェルト製パッド。厚さが2mmあり、イスの高さ調整にぴったり。床の傷や振動防止にもなります。
※この特集で紹介している補修用品のなかには、建材や家具の素材によっては使用できないものが含まれている場合があります。取扱説明書や注意書きを事前に確認し、使うときはまず目立たないところで試してください