大ヒットしたドラマ『昼顔』。その映画版の公開が6/10に迫り、再び『昼顔』熱が高まっています。

斎藤工さん演じる北野は、堅物な高校教師ですが、上戸彩さん演じるパート主婦・紗和との禁断の恋にのめり込んでいく様が衝撃的でした。

昼顔メインビジュアル
2017フジテレビジョン 東宝 FNS27社

「でも、あれは架空のお話だから。ウチの不器用な夫に限って」なんてタカをくくっていると、手痛い目に遭うかもしれません。

男女関係をテーマにした著作が多数あるライターの亀山早苗さんによると、結婚後に本気の恋にハマってしまうリスクが高いのは、まさに北野先生タイプの「恋愛下手で、遊んでこなかった男性」なのだそうです。

「恋愛経験豊富で、ほれっぽい男性は、“これ以上いったら危ない”というラインもわかっているんですよ。上手に一線を引くんです。対して、北野先生タイプのまじめな男性こそ、恋をしたら歯止めがきかなくなってしまいます。『お前と別れて彼女と再婚する!』なんて言いだすのは大抵、北野タイプの夫です」

さらに亀山さんによると、男性が婚外恋愛に走る危険年齢は、「39歳」と「49歳」なのだとか。

「39歳は、サラリーマンなら、自分の行く末がほぼ見えてくる年齢。“俺はせいぜい部長止まりだな”なんて自分の限界を感じ、鬱々としてしまう男性が多いんです。49歳は、さらにリアルに“定年後の生活”まで見えてくる年齢。子どももある程度手を離れ、生命保険のおかげで死んだら住宅ローンがチャラになる、なんて状況になれば、心にぽっかり隙間が空いてしまいます。“俺って、もういなくなってもいい存在なんだ”という思いが、この年代の男性の心を蝕むのです」

そんなときに心のスキマを埋めてくれそうな女性が現れると、一気に心を奪われてしまう、なんてことも…。

「そんな事態を避けたいなら、日ごろから、“あなたが必要なの”と惜しみなく伝えておきましょう。“あなたがいなくなったら生活ができなくなる”はNG。ATMには代わりがいますからね。“人として、男性としてかけがえのない存在だ”という気持ちを伝えましょう」

夫の「必要とされたい」願望を満たすのも賢い妻の務めなのかもしれません。映画の公開が待ちきれない方は、映画版『

昼顔

』(扶桑社刊)のノベライズもあるので、そちらもチェックを。