さまざまな色柄を自由に組み合わせて楽しめる、豆皿が人気です。一方で、おしゃれに使いこなすのは難しいという声も。
そこで、豆皿の事情にも詳しいフードスタイリストの遠藤文香さんに、選び方やおしゃれな活用法を伺いました。

豆皿
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色柄豊富な、豆皿が大人気!達人がすすめるおしゃれな使い方

「本来豆皿とは、直径が2~3寸(6~9cm)に満たない和食器のこと。調味料や小さなおかずを盛ったり、取り皿などに用います。小さい分、作家の作品でも手が出しやすい価格で、ひと味違う色や柄にも挑戦しやすいのが魅力」と遠藤さん。

「最近は雑貨店や100円ショップで、和食器にとどまらず、洋食器やアルミ素材の器など、さまざまなテイストを見かけます。テイストや素材を自由に組み合わせて、楽しんでみてはいかがでしょう」

●おいしく見せる!豆皿コーデのアイデア集

【アイデア1】薬味やディップ、ソース、塩やしょうゆといった調味料を入れて並べます。ちょっぴりしか入れないものも、豆皿の上では見栄えよくなります。

【アイデア2】ワンプレートの上に豆皿を置くとアクセントに。重宝するのが、汁気のあるものや形が崩れやすいものに使うとき。豆皿だけを持ち上げて食べられるのでスマートです。

【アイデア3】大皿やトレーの上にたくさん豆皿を並べてみましょう。あえて色柄をそろえないのがポイント。いろいろな種類のおかずを少しずつのせると豪華な雰囲気に。

【アイデア4】パーティやおもてなしに! たくさん並べた豆皿料理のなかからゲストに好きなものを選んでもらうと楽しんでもらえます。

●お気に入りの1枚や、欠けた豆皿はインテリアに

テーブルコーディネートだけでなく、インテリアや収納に活用できます。
「お気に入りの豆皿の端が欠けてしまった…というときも、鍵など日用品の収納に使って、長く愛用することができます。棚にいくつか並べて、お気に入りのコーナーをつくるのもいいですね」

【アイデア5】イヤリングやピアス、リングなど小さなアクセをのせるのにぴったり。お部屋のオブジェになります。

【アイデア6】お気に入りの精油を豆皿にたらしてアロマ皿として。いろいろな場所に置いて、手軽にリフレッシュしましょう。

【アイデア7】花器としても使ってみましょう。茎を短く切った花をのせたり、少量の水の上に花びらを浮かべたり、アレンジを楽しんで。

【アイデア8】ソープディッシュにもおすすめ。小さなサイズなので、石けんやバスソルトをのせて置いても邪魔になりません。

【アイデア9】小さなキャンドルの受け皿にするのにもよいサイズ。キャンドルの光に照らされて豆皿の絵柄が浮かび上がりますよ。