家族みんながのんびりと過ごす冬休みが終わって、およそ一週間。リビングのいろいろなところに目を向けてみると、いつの間にか汚れがたまっているものです。また、この寒い時期は窓に結露も起きて、これがカビの発生の引き金にも!

 そこで今回は、掃除のプロや家事ブロガーも実際に愛用する、「これは頼れる!」と納得のリビングで使える100均掃除グッズをご紹介。「100円なのに使いやすい」「この機能で100円?」と驚くようなグッズを集めてみました。リビングのキレイを1年間キープするには、年の出だしが肝心ですよ!

リビング掃除で活躍する優秀100均グッズを紹介

●洋服用のホコリ取りブラシでラグに入り込んだゴミをスッキリ<ホコリ取り>

洋服用のホコリ取りブラシでラグに入り込んだゴミをスッキリ<ホコリ取り>
すべての画像を見る(全5枚)

日本ハウスクリーニング協会理事の高橋敬子さんがプッシュするのは、ダイソーの「回転式ほこり取り」。「ラグやカーペットに絡まった髪の毛などが、きれいに取り除けます。ホコリ取りについたゴミも手でさっと除けて、繰り返し使えるのもポイントですよ」。ヘッド部分が回転式で、左右のどちらの方向に動かしても使えるようになっています

●汚れを落とすだけでなく窓の結露予防にも<窓ふきシート>

汚れを落とすだけでなく窓の結露予防にも<窓ふきシート>

掃除に関する著作もあるブロガー・よしママさんが太鼓判を押すのはキャンドゥの「窓拭きウェットシート」。「ふいた跡が残りにくいシートです。1枚で大きな窓1枚ふけるサイズになっています」。マイクロ繊維の不織布が、細かいホコリや手アカ、タバコのヤニ、油汚れもキャッチし、結露予防にも。ほかに道具がいらないのもうれしいところです

●ソファ下や家具の隙間のホコリ取りに!<ホウキ&チリトリ>

ソファ下や家具の隙間のホコリ取りに!<ホウキ&チリトリ>

コンパクトでレトロデザインがかわいいセリアの「ミニナチュラルほうき」と「ブリキちりとり」。「掃除機が入りにくいソファ下や家具の隙間のホコリ取りに、わが家ではセットで使っています。ホウキは小さくてやわらかいので、サッシレールの砂をはくのに最適ですよ」(よしママさん)

●上下ではさんで汚れを取り除く<ブラインドクリーナー>

上下ではさんで汚れを取り除く<ブラインドクリーナー>

面倒なブラインド掃除の救世主として、家事アドバイザーの矢野きくのさんが絶賛するのが、キャンドゥの「ブラインドクリーナー 取っ手付き」。「ホコリを吸着しやすいマイクロファイバーでできていて、汚れがよく取れます。柄を持ってブラインドの隙間にはさむようにしてふくので、同時に2枚の羽をきれいにできるうえに、ブラインドで手を切るようなこともありません」。布部分は取り外して洗濯ができます

●棚に飾った小物など細かい部分のホコリ落としに<マイクロファイバー手袋>

棚に飾った小物など細かい部分のホコリ落としに<マイクロファイバー手袋>

手にはめてさっとなでるだけでホコリを落とせるキャンドゥの「マイクロファイバーおそうじ手袋」。棚に飾ってある人形や壁の額縁など、細かい部分の掃除がラクに!「便利な使い方としておすすめなのが、濡らして窓をふく方法。きれいになりますよ」(矢野さん)

●ペットボトルに装着して磨く<サッシブラシ>

キャンドゥの「ペットボトルブラシ」を使えば、給水のために現場を離れることなくサッシの掃除を続けることができます。「窓のサッシの掃除が時短に!」(よしママさん)。「ペットボトルに装着し、水を流しながら使うと、汚れがよく落ちます。ボタンで水を出したり、止めたりできて機能的なんです」(矢野さん)

●窓に結露した水をふき取るとペットボトルに水がたまる<ワイパー>

ペットボトルに装着し、結露した窓をふくと水滴がたまる便利グッズ。「キャンドゥの『水滴取りワイパー』はわざわざクロスなどでふき取らなくていいので、手も濡れなくてラクチン。結露した窓の水分をしっかり取り除いて、カビを予防します」(よしママさん)

●使えるグッズを教えてくれた人

【高橋敬子さん】

NPO法人日本ハウスクリーニング協会理事。掃除に関する講演や、メディア出演も多い

【よしママさん】

ブログ『節約ママのこだわり掃除』では、掃除道具や洗剤などをいろいろ試してレポートしている

【矢野きくのさん】

家事アドバイザー、All About節約ガイドとしてメディア出演や講演、セミナー講師として活躍