クリスマスのお料理づくりという年末の一大イベントを終えたら、キッチンの大掃除に取り掛かるベストタイミング!これまでなかなか手をつけてこなかったという人も多い換気扇もしっかりときれいにしちゃいましょう!

 面倒な場所だけに、心強い助っ人に登場していただきます!今回は掃除のプロフェッショナル・高橋敬子さんに、時短で、しかも簡単にできる方法を聞いてみました。ポイントなのは順番。洗剤を塗布してから効果が表れる時間を、ムダな待ち時間にすることなく、プログラムを組んでいます。以下の手順で進めれば、たったの40分で、面倒な換気扇のお掃除が終わっちゃいますよ!

所要時間40分!キッチンの掃除
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プロの手順で進めれば所要時間40分!面倒な換気扇掃除を時短で!

1.整流板、フィルターを外しキッチン用強力洗剤を塗布

整流板、フィルターを外しキッチン用強力洗剤を塗布

床に新聞紙を敷き、その上にゴミ袋かレジャーシートなどをかけ、換気扇のフィルター、整流板を外して置きます。「大きいものは直接キッチン用強力洗剤を全体に塗布すれば、つけおきより手軽ですよ」

2.ペーパータオルで湿布し、20分ほどおく

ペーパータオルで湿布し、20分ほどおく

塗布した洗剤の上にペーパータオルをのせ、湿布します。「ペーパーをはったあと、浮くようだったら、さらにスプレーを。全体にぴったりと湿布がはりつくようにして」。このまま約20分おきます

乾かないようしっかり塗布

・乾かないようしっかり塗布

3.レンジフードのくぼみにペーパータオルで湿布

レンジフードのくぼみにペーパータオルで湿布

こちらは、手順に2で湿布をしているうちに取り掛かる作業。レンジフードの内側のくぼみには、油汚れがたまりがち。「ペーパータオルを細長く折り、キッチン用強力洗剤をつけて湿布します」。目より高い位置には、直接洗剤を吹きつけないように注意!目に洗剤が入ってしまうことを防ぎます

4.浮いてきた汚れを割り箸でこそげる

浮いてきた汚れを割り箸でこそげる

くぼみ全体に湿布したら、最初に湿布したあたりは汚れが浮いてくるので、湿布を順に外しながら、割り箸の先で油汚れをこそげ落とします。ウェスなどで汚れをふき取りながら行い、仕上げに水ぶきを

5.ドライヤーで熱を与えて浸透を高める

ドライヤーで熱を与えて浸透を高める

整流板とフィルターの湿布は、はがす前に全体にドライヤーで熱を与えます。「こうすると、熱で洗剤の浸透が高まり、汚れが落ちやすくなるんですよ」。洗剤が完全に乾いてしまわない程度に行いましょう

6.整流板をウェスでぬぐって油汚れを取る

整流板をウェスでぬぐって油汚れを取る

整流板の湿布を外し、ウェスでよくぬぐって油汚れを取り除きます。「全体の汚れが取れてきれいになったら、別のウェスなどで水ぶきして、洗剤が残らないようにしましょう」

7.フィルターは流水を使い古歯ブラシでこすり洗い

フィルターは流水を使い古歯ブラシでこすり洗い

フィルターは湿布を外し、シンクで流水を使って洗います。「古歯ブラシなどで隙間についた油汚れもこすり落としましょう」。このとき、シンクを傷つけないように注意を!ウェスなどを敷いて行ってください。

8.フィルターの水気をしっかりきって乾かす

フィルターの水気をしっかりきって乾かす

シンクの縁にウェスなどを敷いた上で、トントンとフィルターを軽くたたくようにし、水気をよくきり、乾かします。完全に乾いたら、フィルターと整流板を元の位置に戻します

 これだけやって、たったの40分!掃除は段取りがキモですよ!気持ちいいキッチンにして、すっきりと来年を迎えましょう。

※フィルターや整流板の掃除の際、年数がたっているものは塗装がはがれる場合があります。気になる場合は、軽くこするなどしてチェックしてから掃除を行ってください