家事は、正しい方法で行えば失敗がなく、短時間で終わります。ところが、間違って覚えていたり、現在では意味のない昔の常識を習慣にしている人も多いよう…。今回はキッチン掃除のやりがちな間違いをピックアップ!正しい方法を専門家に教えてもらいました。キッチン掃除の最新常識はこれで万全!

やってはいけない家事
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意外と知らない、やりがちな間違いはたくさんある!

【×】換気扇のつけ置き洗いは長くつけるほど効果的

換気扇のつけ置き洗い

○…長時間のつけ置きは、洗剤液の温度が下がってしまい、汚れが再付着することも

換気扇のつけ置き洗いのポイントは温度。洗剤がよく作用するよう、40℃くらいの湯で洗剤液をつくります。長時間つけ置きすると、洗剤液の温度が下がり、はがれた汚れが固まって再付着することも。洗剤液が温かいうちにゆるんだ汚れをこすり落として

【×】冷蔵庫の上には、汚れやホコリ防止のカバーをかけている

○…冷蔵庫の上をふさぐのは、電気のムダづかいに。カバーでおおうのはNG

冷蔵庫は、側面や上部からも放熱しています。適度なスペースをあけないと放熱がうまくできず、その分冷却が必要になり、余計な電気を使うことに。冷蔵庫の上にものを置くのはもちろん、カバーなどをかけるのはNG。ホコリはまめにふき取りましょう

【×】キッチンの窓ガラスに油汚れがついたら、ガラス用洗剤でふく

○…油が混じった汚れには、キッチンで使う台所用洗剤やレンジ用洗剤が効果的

窓ガラス用洗剤にこだわらず、キッチンでは油汚れを落とす洗剤を使う方が合理的。軽い汚れは台所用洗剤を水で薄めたものでふき、水ぶきします。汚れがひどい場合はレンジ用洗剤を使いますが、アルカリ成分が残るとガラスを傷めるので、よく水ぶきを

【×】食器洗いのスポンジに洗剤の泡をつけておけば洗剤の節約に

スポンジに洗剤の泡が残ると細菌の繁殖源に

○…スポンジに洗剤の泡が残ると細菌の繁殖源に。使用後は洗剤分を残さないで! ※ただし、除菌表示の食器洗いは除く

どうせまた使うのだから、食器洗いのスポンジの泡はそのままにして洗剤の節約に…なんて、じつはNG。洗剤分は細菌やカビの繁殖源なので、そのスポンジで食器を洗うと、細菌を移すことに! 使用後のスポンジはよく水洗いし、十分に乾燥させて