●早めに仕事が終わればスーパーへ。その日食べたいものをつくります

仕事が20時くらいまでに終わった日は、たいてい家でごはんをつくっています。その日食べたいものを考えながらスーパーへ。時間がない日はつくりません。

昨夜は豚汁とお漬物を食べました。夕食をつくるときは、長いときで2時間くらい台所に立っています。台所という空間が好きだから苦にならないし、時短はとくに気にしていません。

●蒸し器がなくてもつくれる、簡単シュウマイ

『カレンの台所』でご紹介しているシュウマイは、「蒸し器がないけどシュウマイが食べたい!」という願いから思いついたもの。蒸し器は実家にもずっとなくて、わざわざ買うという感覚がなかったんです。

電子レンジを使うというアイデアをくれたのは、テレビ番組。「ラップをして水分をたしてあげればできる!」ということを知り、何度もチャレンジしました。

滝沢さんのシュウマイ
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加熱時間がわからず仕上がりが生っぽいこともありましたが、さらに温めればいいだけなので問題なし。失敗したって気にしません。

このシュウマイのもうひとつのポイントは、皮で包まなくてもいいこと。皮を細切りしてお皿にばらまき、丸めた具をコロコロするだけなので手が汚れず簡単です。

これは、料理好きの親友の「包むよりかわいいね」から始まったアイデア。料理デビューの子どもさんや料理が苦手な人にもぜひ試してほしいです。私はシュウマイの皮を千切りにするのがただただ楽しくてつくっています。

●切り干し大根は週1回必ず!私にとってはメインおかずです

書籍と女性

『カレンの台所』には全30種類のレシピが載っているのですが、その中でも一番よくつくるのは切り干し大根です。特大サイズの保存容器が埋まるくらい一度にたくさんつくるんですが、それでも1日で半分くらいなくなってしまいます。私にとってはみそ汁と同じ感覚。つくりおきはしない派なのに、切り干し大根だけはつくりおきを許されている存在です。

嫌いな具が入っていても、切り干し大根に入っていたら食べられます。じつはニンジンがあまり得意ではないんですが、切り干し大根に混ざってくれるニンジンは変え難い存在です。ニンジンあっての切り干し大根です。

●おもてなしするならラザニア。ドンと大皿を出したいです

食材を持つ女性
インスタライブより

今はコロナ禍でごはんを人に振る舞う機会がありませんが、もしそれができる状況になったらつくりたいのはラザニア。私がつくる唯一のイタリア料理で、どのお店より自分のラザニアが一番好きです。ソースを大量に仕込むから、パーティー向き。どうせつくるなら大きいお皿でつくりたいですね。

おもてなしのメニューを考えるのも大好きです。切り干し大根も絶対出します(笑)。