夏も終わりに近づき、秋冬に向けてお部屋を整えたい。そう考えている人も多いのでは。素敵なお部屋をつくるためには、まずはいらないものの処分が先決です!
そこで、大人気ブロガーyukikoさんが、快適な家を保つために実践しているという「捨てフェス」を取材。不要品を上手に処分するコツを教えてもらいました。
捨てフェスを楽しむためのyukikoさんの6つのルール
すべての画像を見る(全7枚)かつては汚部屋に住んでいたというyukikoさん。建て替えを機に、ものを処分することの大変さをいやというほど知り、ものをため込まないために、定期的な「捨てフェス」を開催することにしたそう。
ポイントはゴミ回収日の朝、30分ほどと時間を決めること。限られた時間でやるので、いるいらないの判断もサクサクできます。
●<ルール1>手放す基準を決める
破損がある、場所をとる、など自分なりの手放す基準を決めて。
「私の場合は、1年以上使っていない、ときめかないが基準。どんなに便利でも基準を満たさなければ手放します」
サラダスピナーは便利でよく使っていたものの、場所をとるのがだんだんストレスに。
「心地よさを優先して潔く手放すことにしました」
●<ルール2>タイミングを決める
捨てフェスの日時を決めるのが、続けられるコツ。
「燃えるゴミは週2回の回収時間の直前に。急ぐ分、大胆に捨てられます。粗大ゴミは月1回の回収日までに庭へ出しておくとラク」
●<ルール3>悩んだときは全出しする
捨てるか悩むときは、すべて出してみて。
「もち物の量を把握すると、捨て意識がアップ! 重複を見つけられたり、いる・いらないを判断したりするのがスムーズになるんです」
衣類は実際に組み合わせてコーディネートできる“1軍セット”だけに絞ります。
「服は消耗品だと思っているので季節ごとに見直します」
●<ルール4>家族のものは家族に判断してもらう
基本的に自分のもの以外はノータッチ、共有物の処分は承諾を得てからに。
「勝手に捨てるのはご法度。ただ、私が私物をパパッと捨てる姿を見せるうちに、家族も捨てるのが早くなってきました」
●<ルール5>思い出の品は無理やり手放さなくていい
人生の楽しみでもある趣味グッズは、本人が“もういい”と言うまで取っておく主義。
「増え続ける子どもの作品は収納する量と期間を決めて、まめに本人に確認をとっています」
●<ルール6>手放すときには感謝をもって
再利用を前提に、状態のいいものは周囲に声をかけて譲る、リサイクルショップに持ち込むなどしています。
「今までのお礼を込めて、ものを循環させることを心がけています」
捨てフェスなら、面倒な片づけやゴミ出しもイベント感覚で楽しくできそう。部屋も気持ちもすっきり!して、おすすめです。
<写真提供/yukiko 取材・文/ESSE編集部>