お金を貯めるための第一歩は、毎日使う財布の管理。財布の中身を整えておくことで、家計が把握しやすくなりお金も貯まるようになります。
ここでは「貯まる人の財布」に関するお役立ち記事をまとめました。
貯まる人の財布殿堂入り記事まとめ
●貯まる人の財布はすっきり!カードを厳選するコツ
すべての画像を見る(全7枚)上手にお金管理をする第一歩は、財布の管理。財布の中身も、部屋と同じようにきちんと整えておくことで家計がうまく回ります。
整理収納アドバイザーの長島ゆかさんのお財布の中身を拝見し、カード収納のポイントなどをご紹介します。
・頻繁に使わないカードは別のカードケースに。自作インデックスが便利カードを入れるスペースはまだあいていますが、入れすぎると管理が大変。財布の厚みも増してしまいます。それほど頻繁に使わないカードは、100円ショップのカードケースにまとめて別で収納しています。
・使用頻度が高いカードは「同じ側」にまとめておく長財布に入れているもので一番よく使うのはクレジットカード。自分が財布を持つ向きを考え、最も取り出しやすいと感じている場所に収納しています。私の場合は写真の左上位置。使用頻度が高いものはポイントカードを含め、すべて同じ側にまとめて見渡せるように。
・割引券や商品券は、もらったらすぐ使うお店の割引チケット、商品券、クオカードなどは、もらったらすぐに財布へ。
家に保管しておくと、いつの間にか期限ぎれになっていたり紛失する可能性も。財布に入れておけば、使い忘れることがありません。
お財布を整えるのは、部屋を整えるのと仕組みは全く同じ。ものの定位置を決めること、自分に必要なものを選びとること。使っていないポイントカード、たまったレシート、期限ぎれの割引券など、財布の中に不要品はありませんか?
●貯まる人の財布とスマホの特徴3つ
「お金が貯まる人と貯まらない人の差は、それぞれのお財布を見れば明確」と話すのは、多くの人に貯めるアドバイスをしてきた、ファイナンシャルプランナーで節約アドバイザーの丸山晴美さん。貯まる人のお財布そしてスマホの特徴について教えてもらいました。
【貯まる人のお財布とスマホの特徴】(1) お財布そのものがきれい
ただお財布が新しいというわけではありません。お財布を大切にしていれば、ほつれや型崩れが少なく、革の財布ならツヤや味が出てくるもの。長くきれいに使い続けている人はお金の管理もしっかりしていることがわかります。
これは財布に限ったことではありません。服や鞄、靴などのアイテムも同様に大切に使うため、ムダに買い替えをせず、出費が抑えられていると考えることができます。
(2) お財布がつねにスリム
お財布がスリムとは、不要なレシートや使っていないポイントカードが入っておらず、すっきりとしたお財布のこと。もらったレシートはその日のうちに家計簿や家計簿アプリに記録し、不要なポイントカードやクーポンは適宜処分して、お財布の環境を整えています。
また、スマホと上手に連動しているのが特徴で、ポイントカードはアプリで管理をしています。お財布にはなるべくポイントカードは入れず、スマホのアプリに登録してスマホでポイントを管理しています。
銀行のキャッシュカードやクレジットカードも、メインのカードをもつ程度に。メインではない、キャッシュカードやクレジットカードはお財布以外の場所に保管。
(3) お財布の中身・金銭状況を常時把握できている
いくらお金が入っているかある程度把握できているということは、日々お金の管理をしており、財布の中、もしくはアプリで金銭状況を確認しているということです。そして、そのお金の用途や買うべきものの優先順位も考えることができています。
●年100万貯めている人のコード決済とお財布の使い分けテク
家計のお金とこづかいを2つのペイを使い分けて管理しているKさん。コード決済以外での支払いを管理するために、やはり財布は必須。その中身には貯まるコツがぎっしりありました。
・あえて遠いコンビニのポイントカードをつくる
近くのコンビニで使えるポイントカードをつくり、毎日立ち寄って出費が増えた失敗が。
あえて遠いコンビニで使えるカードにして、目的なく店に寄る悪いクセを解消。
・日用品は月に1回まとめ買いしてポイント2重取り
日用品は、ドラッグストアのポイント10倍の日に月予算1万5000円でまとめ買い。楽天カードで支払って楽天ポイントもゲット。店のポイントは週半ばの牛乳などの買いたしに!
・使わないポイントカードは財布に入れない
ポイント好きで、以前は財布にカードがぎっしり。手元にカードがあるとついムダづかいすると気づいて、よく使うカードだけ財布に入れるように。
残りはカードケースに入れて別で保管しています。
・現金は予備で3万円だけもつ
現金は予備で3万円だけ財布へ。郵便局や100均などカードが使えない店の支払い、大勢で外食したときの精算用に使います。
残金が1万円をきったら、3万円になるように補充。
お財布の使い方以外にも、「インスタグラムの懸賞がよく当たる」というKさんのネット懸賞攻略法も紹介しています。
ぜひチェックしてみてください。
●太っちょ財布からスリムな財布にチェンジでムリなく貯まる
現金、レシート、カード類に病院の診察券…。入れておけば便利だからとなんでもお財布に詰め込んでしまう人ほど、お金が貯まらない、やりくりがうまくいかない…と悩みがち。
「以前の財布は、カードやレシートでパンパン。残高を把握していなかったので、いつの間にかお金がない! ということもよくありました」と話すのは年間100万円以上を貯金しているeriさん。部屋をスッキリ片づけたのを機に、財布の中も財布自体もミニマムに。
太っちょ財布からスリムな財布にチェンジしたら、ムリなく貯まる家計になったというeriさんのやりくり術をご紹介。
【年間100万円以上を貯める! 家計管理ルール】
ルール1:現金は給料日にまとめて下ろす ルール2:クレジットカードは固定費の支払いのみ! ルール3:家計簿はつけない、貯金のみ把握毎月1回、口座から生活費を引き出して、財布には食費の週予算を入れるだけ。お金の流れを把握しやすくするために、クレジットカードは固定費以外使わないルールにしました。結果、財布を開くたび使えるお金がわかって、予算の範囲で生活する習慣がつきました。
また、夫の月収内で生活費をまかなうため、自分の収入はすべて貯金に。
予算を守れば赤字にはならないので、ムリなく年間100万円以上貯金できています。
●財布に現金ほぼゼロで年間150万円。貯まり続ける人のスゴ技
お金とカードとレシートと…。気がついたら財布がパンパンになり、家計管理のやる気がなくなってしまうことはありませんか? キャッシュレス化が進む今、貯めている人はどのように管理をしているのでしょうか? 年間貯蓄額が150万円という主婦インスタグラマーのKikiさんにお話を聞きました。
・財布はカードケースでキャッシュレス仕様に
より効率よくポイントが貯まるキャッシュレス払いがメインになって以来、カードケースをお財布代わりに使用。よく使う楽天VISAやポイントをチャージできるカードなど10枚ほどを入れています。常に持ち歩いているので、ポイントの取り逃がし防止にも。
現金は予備の1000円のみ入れておきます。
・テーマパークでもポイントをフル活用してキャッシュレスに
テーマパークでは、ついお金を使いがち。パーク内は、今まで貯めたポイントをチャージしたPolletカードで支払って現金は使いません。チケットは、決済額の2%がキャッシュバックされるKyashカードで事前購入。キャッシュレスだと支出の記録が残るので管理もラクです。
●1000万円貯めている人の財布に共通することとは!?
突然ですが、あなたはどんな財布を使っていますか? 貯めている人は財布の使い方にひと工夫あるそうです。その全貌を探るべく、1000万円を貯めた人の財布の中身を、徹底調査してみました。
Q1 財布の中に入れているものは?
1位 お守り 45%
2位 自分や家族の名刺 20%
3位 写真 6%
なんと1位はお守り! 貯めている人の半数近くがお守りなどの縁起物を入れていました。寺社仏閣のお守りや「雑誌についていた金運アップのカード」などから、「好きな俳優のクオカード」といったテンションアップにつながるものまでさまざま。
Q2 財布の値段は?
3~5万円程度が多数派という結果が明らかに。
なかには「ルイ・ヴィトン」や「グッチ」など10万円以上のものを愛用する人も。
Q3 一つの財布を使い続ける期間は?
3年以上使い続けている人が7割近くにも。Q2の結果も合わせると、よいものを長く大切に使うのが貯まった人の流儀のようです。
「機能がなくならない限り買い替えない」など、長く丁寧に使う傾向が見られました。
他にも、実際に貯めた人の財布術も詳しく紹介しています!