Yさんの住まいの主役は大きなアイランドキッチン。食メディアの編集長を務める妻がスタジオとして使うこともあるため、リノベの際とくにこだわったそうです。キッチン本体のほか、収納やつり戸棚などはすべてIKEAで統一しています。IKEAのアイテムはあとから追加したりカスタマイズしたりしやすいのもメリット。圧倒的な収納量のおかげで、ごちゃつきがちなキッチンをスッキリと整えることができました。
すべての画像を見る(全16枚)多目的に使える!3台を組み合わせて使うダイニングテーブル
リノベのコンセプトは「きれいめインダストリアル」。ステンレスのキッチンとむき出しのダクト、業務用エアコン、ライティングレールがうまくマッチしています。
3台を自在に組み合わせて使うことができるダイニングテーブルはオリジナル。アイランドキッチンに添わせるように配置してカウンターとして使うこともできます。
II型のアイランドキッチンは設備機器も収納も充実。食メディアの編集長を務める妻が撮影や調理にも使うこともあるため、スタジオとしても、家族のダイニングとしても活躍できるように計画しました。
キッチンには窓があるので、撮影に欠かせないきれいな自然光が差し込みます。壁はキッチンの雰囲気に合わせてサブウェイタイル貼りに。
カウンター上にはIKEAのオープンなつり棚を設置。大小さまざまなサイズのストウブの鍋や、グラス類をディスプレイしながら収納しています。
「IKEAのキッチンはあとからパーツ類を気軽に買いたせるのがいいですね」(妻)
ダイニングキッチンとリビングは、床の素材を貼り分けることでさりげなく場を分けています。
【この住まいのデータ】
▼家族構成
夫40代 妻40代 長女
▼リノベを選んだ理由
家族団らんの場としてはもちろん、食メディアの編集長を務める妻がスタジオとしても使えるキッチンがほしかったから。
▼住宅の面積やコスト
専有面積/70.00㎡ 工事費/1100万円(税・設計料込み)
廊下の壁一面を大容量の収納に
通路沿いにはふたつの個室が並びます。その向かいの壁はすべて収納に。通路に収納スペースを確保することで、LDKをスッキリと保つことができています。LDKにつながる扉は黒をセレクト。IKEAの食器棚と同じ色にしてリンクさせました。
主寝室には間接照明を設置。光がやわらかく分散するため、リラックスできる雰囲気に。
主寝室側のバルコニーにはDIYでウッドパネルを敷き、アウトドアリビングのような空間としました。
既存の間取りを生かした子ども部屋は、シンプルな内装に仕上げています。
デザイン性と機能性を兼ね備えたサニタリー
シンク下の収納に加えて、木製のミラーキャビネットやオープン棚など、収納が充実したオリジナルの洗面台。
カウンター下にはドラム式洗濯機を組み込みました。
トイレの壁には白いサブウェイタイルを取り入れてアクセントに。照明や水栓などのディティールにもこだわっています。
仕事にもプライベートにもフィットするダイニングキッチンを実現したYさんのお宅。料理も、食べることも楽しめる住まいとなったようです。
間取り図(リノベーション前後)
リノベーション前
リノベーション後
設計・施工/ハウズライフ
「こんな家に住みたい!」という理想を実現させるために、物件探し・資金計画・リノベーション設計施工までをワンストップで実現。新築でも賃貸でもなく「中古を買ってリノベ」を選択したお客さまの資金計画に基づき、リノベに適した物件を紹介するところからスタートする。
※情報は「リライフプラスvol.39」取材時のものです