愛するペットと楽しく暮らせる家が欲しい!ペットを飼っている人なら、誰しも一度は思うはず。飼っていない人も、「ペットを飼うなら……」と考えてみて下さい。家族や友人、大好きなペットが集い、のんびりと過ごせる、そんな家だったら素敵ですよね。家族4人と愛犬がのびのびと暮らせる、ドックカフェのような家を実現した、滋賀野州市のSさんご家族の家をご紹介します!
すべての画像を見る(全7枚)豊かな緑に囲まれた一戸建て
Sさんの妻の実家は、元山城の敷地の一角にあり、緑に囲まれた広い敷地。妻の父が亡くなったのを機に、実家に戻り住み継ぐことにしたSさんご家族は、「戸建てなら愛犬ものびのび暮らせる」と、愛犬と共に周囲の自然を楽しめる家に建て替えることにしたそう。
日当たりの良いテラス&サンルーム
「敷地が面白い」と快諾した建築家は、建物を敷地の真南に設置し、テラスとサンルームを設けました。更に広い敷地を生かして、テラスと連続するドッグランを実現。
「タイル貼りのテラスやサンルームは、よく言っていたドッグカフェがヒント。開放的で気持ちのいい空間になりました。」とSさん妻は言います。まるでカフェテラスのような開放的な空間は、ドッグカフェで知り合った“ワン友”にも大好評で、度々パーティも開かれるのだそう。
自然を存分に楽しめる解放感ある室内
大きな吹き抜けを備えたダイニングは心地よい風が吹き抜け、2階の窓から降り注ぐ日差しは北側のキッチンまで届きます。家族用の玄関からキッチンまでの動線は奥のパントリーまで続いており、買い物などにも便利。
さらには、サンルームの奥に設けられたグルーミングルーム兼家事室まで! 愛犬のお世話だけでなく、普段は室内干しに利用しているのだそう。グルーミング台はアイロン台も兼ねており、洗濯物を干したり取り込んだり、アイロン掛けが1カ所で出来て便利なのだとか。暮らしやすさにも配慮した間取りになっているんですね。
2階のセカンドリビングは、より太陽に近い場所。柔らかな光に包まれ、家の中にいても大自然の中にいるような錯覚に陥ります。敷地環境を生かしつつ、人も愛犬も楽しめる空間を実現したSさんご一家。
設計/守屋昌紀
施工/プラネットリビング
撮影/中村風詩人
※情報は「住まいの設計」取材当時のものです