フジテレビ「ノンストップ!」のコーナー「ノンストップ! ESSE」。プロデューサーの吾妻聖子さんに、コーナーの裏側を紹介してもらいます。

今回は旬の菜の花の調理のコツについてです。

モニターに菜の花
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笠原将弘さんに教わる!菜の花をおいしく調理するコツ

少しずつ春めいた日が多くなってきましたね。ノンストップ! のスタッフも、朝が明るくなったねなんて話しています。

スタジオにマスクをつけた人など

月曜日の笠原将弘さんの大好評コーナー「笠原の眼」! 今回は「菜の花」についてご紹介したので、こちらでもお伝えしたいと思います。菜の花っておひたしにしたり、炒めたりと意外と万能に使えるんですが、今回の「笠原の眼」でちょっとしたコツを教えていただきました!

今すぐ活用できることなので、ぜひやってみてください。

●菜の花は調理前に水にさらす

菜の花を調理するとき、下ゆでをすることが多いと思います。買ってきた菜の花を、根元少しだけカットして、さっと洗って、下ゆで。しますよね? 私もそうしていました!

モニターに「水にさらして茹でるべし」

でも、じつは菜の花を「一度水にさらしてから、調理する」ということで、ぐっとおいしくなるんだそうです! 売っている菜の花は水分が抜けきっているので、お花にお水を吸わせるように、一度水にさらして中に水分を入れるのです。

こうすることで、菜の花が息を吹き返してシャキッとするんだとか。菜の花の茎って意外としっかりしていて、水分をぐんぐん吸い上げてくれそうな感じがします。

ボウルに菜の花

この水分を吸わせるという行為は、菜の花を元気にするだけでなく、「時短調理」にもなるんだとか! 菜の花の中に入った水分が温められることで、菜の花自体への火のとおりが速くなるそう。菜の花そのものが温まるより、水分が温かくなる方が、確かに速いような気もしますよね。

炒めるときも、ゆでるときも、一度水分を吸わせることで、火が入る時間が短くなるとのことです。私も家で調理するときにやってみたんですが、確かに速くゆで上がり、中までみずみずしくておいしかったです。

笠原さんにお聞きしたところによると、葉野菜は全般同じように、水分をきっちり吸わせた方がおいしくなるそうです! 「ホウレンソウとか小松菜とか春菊も、調理前にやった方がいいよ」とのことでした。スーパーに並んでる間に結構水分は抜けてしまうものなんですね。私たちが日頃いただいている野菜も、生きているんだな~と改めて感じました!

●おいしい菜の花の見分け方

菜の花の汁物

菜の花は春の野菜の代表格のように言われますが、じつは手に入る時期は結構短いので、ぜひお試しください。

放送では触れる時間がありませんでしたが、おいしい菜の花の見分け方は、「つぼみがキュッとしまって、花が見えていないもの」を選ぶことだそうです。

ちなみに私の一押しは菜の花をパスタにすることです! オリーブオイルで、焼き目がつくくらいしっかり炒めた菜の花とベーコンでパスタをつくると、めちゃくちゃおいしいですよ!

今しか味わえない、旬の菜の花。おいしく、簡単に食べられるコツでした! 次回の笠原の眼にもご期待ください。