お尻の筋肉を伸ばすだけで、ぽっこり下腹とお尻のたるみが解消すると話題の「おしり筋伸ばすだけダイエット」。
自身も「おしり筋伸ばし」で14kgやせに成功した、骨盤矯正パーソナルトレーナーのNaokoさんが、話題のメソッドを教えてくれました。
骨盤矯正パーソナルトレーナーのNaokoさんに聞く、基本のおしり筋伸ばし
「おしり筋伸ばし」は、体の中心、そして土台である“お尻”の筋肉を意識して使うことで、体のゆがみを整え、全身の筋肉をまんべんなく使える体をつくるメソッドです。
ここでは基本のやり方を2つご紹介します。
●骨盤の前後のゆがみを矯正/四つんばいおしり筋伸ばし(3~5呼吸)
お尻と頭の引っぱり合う力で仙腸関節をほぐし、前後に傾いた骨盤をリセット。ひざを外に開くことで股関節の可動域も広がります。
1:息を吸いながら四つんばいになる
すべての画像を見る(全7枚)両手と両足を床につき、ひざを外に大きく開く。手は頭より前につき、足指は床につけて踏んばる。腰を少し反らせて、ゆっくりと息を吸う。
2:息を吐きながらお尻をかかとに近づける
息を吐きながら(基本の呼吸)、お尻をかかとに近づける。頭の角度はキープしたまま、お尻と頭で背骨を引っぱり合うことを意識。そのままお尻を前後左右に小さく揺らす。(1)、(2)を3~5呼吸分繰り返す。
<NG>
首や腰に負担がかかるので注意。「お尻に生えたしっぽを立てる」とイメージすると、腰を反らせた姿勢がキープしやすくなる。
●骨盤の左右ゆがみ&股関節をほぐす/前後開脚おしり筋伸ばし(左右各3~5呼吸)
そけい部を伸ばして、お尻の筋肉を伸縮させます。台形状に広がった骨盤幅を元に戻し、やわらかな股関節をつくるのに効果的。
(1) 正座して床に手をつく
まず正座をする。続いて上体を前に倒して腕を頭の少し前まで伸ばし、指先を床に軽くつける。
(2) 左脚を後ろに伸ばす
左脚を後ろに伸ばし、右脚はひざを外に開く。
左足の小指まで床につけることを意識して。
息を吐きながら右のお尻を下げ、骨盤を床に近づける。股関節が痛い人はお尻の下にタオルを敷きましょう。
続いて息を吸いながら(基本の呼吸)お尻をゆっくりと床から浮かし、これを3~5呼吸分繰り返す。(2)、(3)を反対側も同様に行う。
※妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐ中断してください