数年に一度の寒波襲来と言われ、寒い日が続きます。こんな日は、ショウガの力を借りて体の中から温まりませんか?

紅茶に入れてポカポカに、豚肉に絡めて炒めれば子どもも大好きなおかずに。
寒い日の万能調味料・ジンジャーシロップのレシピを、料理やワインについての著作があるイラストレーター・Tamyさんが教えてくれました。

ジンジャーシロップイラスト
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寒い日はショウガの力を借りましょう。簡単ジンジャーシロップのレシピ

今年の冬はひときわ寒く感じます。年齢のせいかもしれませんが、手足の冷えも気になり温かい飲み物が欠かせません。そんな寒いときによくつくるのがジンジャーシロップです。

一度、夏の新ショウガの時期につくってジンジャーエールにしたら、汗が止まらないぐらい温まり、ショウガのパワーを実感しました。
材料もショウガと砂糖と水だけですので、意外なほど簡単!

ジンジャーシロップは紅茶に入れたりジンジャーエールにしたりするとおいしいですよ! さらにお肉と一緒におかずにしたり、使い終わったショウガはつくだ煮にしたり…と冬の楽しみになっています。

●基本のジンジャーシロップのつくり方

【材料(つくりやすい量)




・ショウガ 200g

・砂糖 150~200g

・水 200ml
ジンジャーシロップつくり方

【つくり方】

(1) ショウガは皮をむき千切りにする。

(2) 鍋にショウガと砂糖、水を入れ、沸騰したら弱火で20分~30分程煮る。

(3) 冷ましてからザルに上げ、シロップとショウガを別々にする。

(4) 煮沸消毒した容器にシロップを入れる。

鋳物ホーロー鍋などをお持ちでしたら、フタをして弱火で30分タイマーをかけて放置したらでき上がりです。
完成したジンジャーシロップは紅茶に入れたり、シンプルにお湯で割ったり、炭酸で割ってジンジャーエールをつくったりと用途多彩です。温まりますよ。

●残ったショウガはつくだ煮に!

さて、残ったショウガもむだにはしません。甘辛く煮て、カツオ節とゴマを入れて佃煮にします。

つくだ煮のつくり方

しょうゆは小さじ3杯程で味見しながらたします。この佃煮はピリリと癖になる味で、白米のお共に最高ですが、カレーや牛丼のつけ合わせにして頂いても相性抜群です!

●ジンジャーシロップを使って、子どもも喜ぶ豚肉おかず

最後にジンジャーシロップを使って、おいしいおかず・ポークジンジャーをつくってみました。

【材料(2人分)




・豚ロース肉 300g

・タマネギ 1/2玉

・片栗粉 適量

・A(ジンジャーシロップ、しょうゆ、酒各大さじ2)
ポークジンジャーつくり方

【つくり方】

(1) タマネギは薄くスライス、豚肉は食べやすいサイズに切り片栗粉を軽くまぶす。

(2) Aの調味料を混ぜ合わせる。

(3) フライパンに油を熱し、タマネギ、豚肉を中火で炒め、Aを入れ煮詰める。

ジンジャーシロップでポカポカ温まりましょう! 寒い日にぜひつくってみてくださいね。

【Tamyさん】

イラストレーター、エッセイスト。ドイツワインの輸入商社勤務を経て、結婚、出産。2児の子育てと介護のかたわら、ワインエキスパートの資格を取得。トラベラーズノートに描いた絵日記をInstagramで公開したところ話題を集め、現在フォロワーが5万人。2016年2月より「gooいまトピ」で連載開始。著書「

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