こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。
「冷やしだし茶漬け」は、疲れたときにわが家が頼る定番ご飯!
スポーツのあとや、食べすぎ&飲みすぎた翌朝など、食欲がないときのわが家の定番が、冷やしだし茶漬け。
ご飯の上に、家にある野菜や肉・魚、漬け物、薬味などをのせ、市販の白だしを冷水で薄めたものをかけていただく冷たいお茶漬けです。食欲が落ちているときって、たいてい疲れて料理するのもおっくうになっているものですが、これなら簡単。しかも、なかなかおいしい!
うちの家族のお気に入りは、ほぐしたゆで鶏をのせたもの。胸肉でつくるゆで鶏は、サラダにも、お弁当にも使うことができるすぐれものです。ヘルシーな上、疲れもとれる食材と聞き、つくりおきが少ないわが家でも頻繁につくって冷蔵庫に入れてあります。ゆで汁でスープをつくってもおいしいんですよ。
若松流!簡単ゆで鶏のつくり方
ゆで鶏のつくり方は簡単。鍋に湯を沸かし、沸騰したら、切れ目を入れた鶏肉を入れます。
再度沸騰したら10秒数えて火を止め、冷めるまで置いておけばでき上がり。
冷ますときは必ずフタをし、余熱でじっくり火をいれることで、しっとり仕上がります。密閉容器に入れて冷蔵庫で約3日間日もちOK。熱いうちにスライスすると崩れるので、要注意です。
わが家の冷やし茶漬けは、そのゆで鶏と、ミョウガ、青ジソ、白ゴマを乗せたり…。
梅干しを乗せたりして、冷やしだし汁をかけます。
ほかにもゆで豚やオクラ、塩もみキュウリ、千切りの長イモなどを乗せても合いますし、梅干しではなく、ユズコショウやワサビなどお好みで変化を加えても、楽しめますよ。
【若松美穂(わかまつみほ)】1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。 夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。
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