節約や環境のために、つめ替え用のシャンプーやコンディショナーを使っている方は多いのではないでしょうか。でも、ボトルにつめ替えるときに、ボトルを洗って乾かしたり、うまく中身が入らなくてこぼれたり、中身が残ってしまったりして面倒くさいことも…。

「そこでおすすめなのが、固形のシャンプーとコンディショナーなんです」と話すのは、インスタグラムで環境に優しくエコに配慮したサスティナブル(資源を大切に、環境を保全しながら将来も続けていける)な暮らしを発信し国内外で人気を集める野村蘭さん。3年ほど前から愛用しているという、固形シャンプー&コンディショナーの魅力と使い心地について教えてもらいました。

固形シャンプーを両手で持つ様子
シャンプーを凝縮して固形化した、固形シャンプー

固形シャンプーて?石けんとはどう違うの?その魅力を解説

液体用シャンプーの場合、ボトルに何度もシャンプーをつめ替え続けると衛生的ではないため、定期的にボトルの交換も必要になってきます。でも「固形シャンプー」なら、つめ替えにまつわる煩わしさから解放されるんです。

丸と四角の固形シャンプー

固形シャンプー、コンディショナーは(シャンプーバー、コンディショナーバーとも呼ばれます)は、シャンプーやコンディショナーを凝縮し、固形化されたもののことです。あくまでシャンプー、コンディショナーなので石けんとは別のものになります。ほとんどのものが天然由来の成分を使い、髪にも地肌にも優しいのも特長です。

固形なので箱から出すだけで使えますし、面倒なつめ替え作業はありません。また、お風呂場にシャンプーの容器がないので、浴室もスッキリしてお風呂掃除もラクになるメリットもあります。

●使い方は簡単!髪を濡らしたら直接つけて洗普段どおりに洗うだけ

使い方はとっても簡単です。液体シャンプーを使うときと同じように髪を充分に濡らしたあとに、固形シャンプーを髪の根元から毛先に向けて4~5回ほど直接つけて使用します。

泡立った固形シャンプー

泡立ちは、液体シャンプーと変わらないくらい、とてもよいです。私はコンディショナーも固形のものを使っていて、髪に直接つけて流すとしっとりサラサラになります。弱点は溶けやすいので、使ったあとはしっかり乾かすのがおすすめです。

●使ったあとは、壁づけ収納だと掃除もラク!

ビンの王冠を押し込んだ固形シャンプー

普通の石けん置きだと溶けやすいので、わが家では固形シャンプーにビンの王冠を押し込んで、浴室の壁につけたマグネットにはりつけて乾かしながら保管しています。市販の浮かせるホルダーもたくさん売っていますが、この方法がコンパクトで気に入っています。

※小さいお子さんがいる場合など、けがをしないように取り扱いには気をつけてください。

夏場などは使う分だけカットして使用しています。娘も小学生の頃から使っているのですが、問題なく自分で洗えていました。また、子どもが使う場合、液体だとプッシュしすぎてすぐになくなっていたのですが、固形に変えてから使いすぎがなくなりました。

●日本で買えるおすすめ固形シャンプー&コンディショナー

海外ではいろいろな固形シャンプーが売られていますが、日本で買えるものはまだ種類が少ないのが残念なところ。そのなかでも簡単に手に入れやすいのが、「ethique(エティーク)」の固形シャンプー、コンディショナーだと思います。

エティーク

ニュージーランド生まれのエティークは、環境に負荷が高いプラスチック製品や化学物質を減らすために、プラスチックボトルを使わない固形シャンプーやコンディショナーを販売しています。また、100%天然由来の原料を使用し、香りもよく洗い上がりの指どおりも滑らかです。価格は1個あたり2000円前後で、私と娘3人(ショートカットとボブ)で使ってもシャンプーなら1か月半、コンディショナーは2~3か月もつので、オーガニックのものを使うならお得です。

エティークのHPによると、固形シャンプー1個分に350mlの液体シャンプーが3本分、コンディショナーは5本分が凝縮されているそうです。使い心地が液体タイプとほとんど変わらないので、初めて使う方にも使いやすいと思います。

全国にある「Cosme Kitchen」の店舗やアマゾン、楽天などの通販でも購入可能です。

●固形シャンプーを使うことで、プラスチックゴミを減らすことにつながる

箱の中に固形シャンプー

固形シャンプーを使うと、本体やつめ替え用容器のプラスチックゴミを減らすことができます。

今、世界中で使い捨てのプラスチックごみ問題が深刻化していて、気候危機の大きな原因になっています。日本でもレジ袋が有料化になったり、紙のストローやカップに変える企業も増えていますが、プラスチックのゴミを少しでもなくすためにいちばん確実な方法は、プラスチックの消費を減らすこと。

プラスチックフリーな固形シャンプーを選ぶことは、環境を守ることにもつながっていくと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。