主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。
洗面所で役立つシンプルな丸イス
わが家の洗面所に、十数年前からある白い丸イス。
すべての画像を見る(全5枚)元美容師の母が、家族の髪をカットするときのイスとして使います。
それだけでなく、電球を替えるときなど、脚立代わりにもちょうどよかったり。このイスの形を活かして、わが家流の使い方をしています。
衣類用の消臭スプレーや、洗濯時に頻繁に使用する色柄物用の漂白スプレーなどを、イスの下の部分にひっかけて収納場所にしています。
目線よりもかなり下の方にぶら下がるので、視界の中で邪魔にならないのがいいところ。
(来客などがあって目立たせたくない場合は、イスをくるりと回して壁際にぶら下がるようにすれば、さらに目につきにくくなります)
さらに、イスの上を洗濯カゴ置き場に。
高さがちょうどよく出るので、洗濯物をカゴから取りだしたり、洗濯機に入れる際にも便利です。
イスや脚立として使うときだけは、カゴを洗濯機の上に移動します。
こうして、丸イスを収納棚として使う利点は、軽いので、簡単に移動できるところ。
しっかりした収納棚を用意したら場所も取りますし、掃除もしづらくなるものです。
足部分の着地面が少ないので、掃除機をかけたり、粘着テープを使って髪の毛を取ったりする際にも便利です。
ちなみに、この丸イス。
どこで購入したのかはまったく覚えていないのですが、座面の下にバーコード付きのシールがはっったままになっていました。
見ると、なんと1000円で購入した模様。でも十二分に働いてくれてます。
【若松美穂(わかまつみほ)】
お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「
“いま”と“みらい”のへや」にて最新情報を更新中