冬のアウターや分厚いセーターなどがクローゼットを占領してパンパン。あけるたびにストレスを感じてしまう人も多いのではないでしょうか?
「衣類の管理にストレスはありません」と話すのはライフオーガナイザーの高田舞子さん。クローゼットにオールシーズンの衣類を収納していますが、それでもすっきり、使いやすく保てているのには理由がありました。
衣類はここだけ!全部が見渡せる!無駄な買い物が減る!
【ポイント1】オンシーズン、メインアイテムはハンガーでつるす
オンシーズン、今着る衣類のメインはつるす収納に。というのも、クローゼットでいちばん手に取りやすいのはつるしている衣類だから。
また、アイテムごとに色別のグラデーションでハンギングするようにしています。
【ポイント2】オフシーズン、部屋着、スポーツ着などは引出しケースに
たたんで収納しているのは、部屋着や下着、スポーツ着にオフシーズンのアイテム。無印良品の引き出しケースに仕きりボックスを利用し、畳んで立てる収納にしています。
「スポーツ×アウトドア」などカテゴリ別に引き出しをわけることで、目的別にあける引き出しが区別できるので断然アイテムを探しやすくなりました。
衣替えの時期がきたら、オフシーズンの引出し収納からオンシーズンのハンガー収納にアイテムを移動するだけでラクラク終了!
また、一度着ただけで洗濯しないものや部屋着などの一時置きスペースも確保することも重要。このスペースがあれば床に服が散乱…なんてことも防げます。
オフシーズンのケース内には防虫剤がわりにニトリのシダーボールを数個しのばせるのも忘れません。
【ポイント3】一年中定位置、冬のアウター×フォーマル
かさばるアウターはポールの端が定位置。さらに、その先、折れ戸のデッドスペースには短い20cm幅ほどのつっぱり棒を設け、普段は使わない喪服やフォーマルスーツをつるしています。使用頻度と余ったスペースがうまく合って感動!
つっぱり棒にはS字フックをぶら下げ、ベルトをかけています。
【ポイント4】捨てる予定のアイテムやバッグにも定位置を
手放す予定のアイテムも専用の引出しに収めています。もうこのアイテムは身につけないと判断した時点でこの場所に移動させ、時間のあるときにフリマアプリで出品。
バッグは引き出しケースの上に木のトレーを乗せて、その上に置いています。
【ポイント5】前日にコーディネートごとつるす習慣をつける
朝は少しの時間も惜しいもの。考えずに支度ができるよう、前日にコーディネートをつるしておく習慣をつけました。
戸にかけられるハンギングフック+ロープでコーディネートフックの完成! どうしていままでやらなかったの!? というくらい朝が快適になりました。
服はたくさんあるはずなのに、毎日着る服がない、着るものはたいてい同じ…ということはありませんか?
オールシーズンを1か所に見える化することで、着ている・着ていないを把握できるので、買い物をする際も頭の中でコーディネートを想像しやすくなり、無駄な買い物を減らせますよ。