年末に近づくにつれ、大掃除の時間をいつ捻出しようか考えている人も多いのではないでしょうか? 長い時間かけてついてしまった換気扇やガステーブルの油汚れは、それだけ掃除も手間になりそうで、プレッシャーに…。
これに対し、ラク家事を提唱するブロガーのベリーさんは、「過炭酸ナトリウムを使うようになって、掃除の手間が10分の1に減りました!」と教えてくれました。詳しくその使用方法について教えていただきました。
過炭酸ナトリウムのつけおきで汚れが気持ちいいほどに浮く!
掃除の機運が高まるこの時期は、普段は手が回らない部分も掃除するチャンス。「久しぶりに換気扇やガステーブルを掃除しようかな…」というご家庭も多いのでは。
掃除は、「なにを使ってするか」がとても大事です。選ぶもので、ラクに掃除できるかどうかものすごく差が出ます。
油でベタベタになった換気扇やガステーブルを掃除するとき、わが家では、3つのグッズを用意します。
それは過炭酸ナトリウム、シンクの排水口のフタ、古歯ブラシです。
過炭酸ナトリウムは、オキシクリーンなどの「酸素系漂白剤」の主成分として使われているもの。お湯に溶かして使うと、ベタベタな油汚れを分解し、柔らかくしてくれます。
換気扇やガステーブルの部品で水洗いできるものを小一時間ほど浸け置いたら、古歯ブラシでこすって油汚れを落とします。
やわらかくブヨブヨになった油がどんどん落ちるさまは感動もの。歯ブラシで広い範囲をこするのが面倒な方は、ウエスや捨ててもよいたわしなど洗うと、さらにスピーディに掃除できます。
今まで一生懸命掃除した経験がある方ほど、「こんなにラクに油汚れが落ちるなんて!」と思うはず。
私も以前は油汚れ落とし専用のスプレータイプ洗剤を使って掃除していましたが、過炭酸ナトリウムを使う今の掃除方法に変えて、手間やかかる時間が10分の1くらいになった感覚です。
ちなみに、過炭酸ナトリウムは楽天やAmazonでも購入可能。わが家では、1キロ入りで400円しないものを使っています。
※換気扇のパーツを外す際は電源を切り、取扱説明書を確認の上、安全第一で進めてくださいね!
●シンクの排水口のフタを購入すれば、さらにラクに掃除ができる!
わが家は賃貸マンション暮らしです。キッチンのシンクに備えつけの排水口のフタがなかったので、ステンレス製のフタを買いました。これがとても便利。シンクにお湯を簡単に溜められます。
フタを買う前は、ビニール袋に水を入れてフタの代わりにしてみたり、大きなゴミ袋にお湯を溜めて、その中にゴトクや換気扇の整流板を浸けてみたり。途中でビニール袋が破れることもあり、なかなかの手間でした。
このフタさえあれば、シンクを大きなタライのように使えます。しかも本当にタライを使うのに比べ、掃除が終わった後にタライを置く収納スペースを用意する必要もなし。使った後のお手入れもラクです。
お掃除にかける手間は、できるだけ少なく。使うものを適正に選ぶことが、ラクしてきれいに掃除する近道です。