ボディのムダ毛で、もっとも目立つのが腕や脚。服から出ていることもあり、処理の最重要エリアです。
腕や脚のムダ毛は、広範囲で目立ちやすい部位だからこそ「肌に負担をかけないよう少しずつ丁寧に処理を」と話すのはと話すのは秋葉原スキンクリニックの堀内祐紀医師。お出かけの朝に焦って処理するのは、トラブルのもとです。また、手の甲に加え、手足の指もムダ毛が気になる部位。手はとくに年齢を感じさせやすいので丁寧に処理する必要があるそう。
手足の細かいムダ毛ケア法を教えてもらいました。
腕や脚は、伸ばしたり曲げたりしながら、少しずつカミソリ処理
●使うカミソリ:T字で3~5枚刃のガードつきカミソリ
この時季、露出が増える腕や脚は、肌への負担が軽減される多数刃で、刃が滑りやすい設計のものがおすすめです。
【腕の処理 1】毛流れに沿って内側から外側に優しく刃を滑らせる
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内側(親指側)から外側(小指側)に向かいカーブに沿って優しくそります。二の腕の毛は下向きに生えている場合もあるので確認して。
【腕の処理 2】ひじは曲げてから少しずつ丁寧にそる
ひじ回りは腕を曲げて皮膚をピーンとはり、上から下へとそります。見えにくい部位なので、鏡に映しながら少しずつ丁寧に。
【脚の処理 1】毛の流れに沿って上から下に優しく刃を滑らせる
太ももとひざ下を、上から下へ。一気にそると、そり残しや肌を傷つける原因になるため、毛流れに沿って少しずつそっていきましょう。
【脚の処理 2】ひざは軽く曲げてから少しずつ丁寧にそる
ひざ回りは、ひざを軽く曲げて皮膚を伸ばし、上から下に向かって少しずつそって。ヘッドが小さい顔用のL字型を使うのもおすすめ。
手&足の甲は、小型カミソリをゆっくり動かす
●使うカミソリ:小さめヘッドのL字カミソリ
範囲が狭くムダ毛も細いため、顔用として売られている小型サイズのカミソリを使うとスムーズにそれます。
毛が生えている部分のみを手首、足首側から指先に向けて優しくゆっくりそります。皮膚が伸びるように手はグーにして行いましょう。
足も指を少し曲げた状態でそるとそりやすく。夏は露出しがちな部位なので、処理後は日やけ対策を。
監修/堀内祐紀さん日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。2007年に秋葉原スキンクリニックを開設。先進の治療技術で幅広い年齢層の女性の美容や脱毛の治療を行い、雑誌やビューティーサイトの監修などでも活躍