初の絵本は、子どもたちを喜ばせるために描きました
そんな父親としての思いの延長線上に生まれたのが、今年の7月に出版した初の描き下ろし絵本『ちがうちがう』。神様が間違えてつくったおかしな世界を、小さな少年が「ちがうよ!」と正していく…親子でツッコミながら読める一冊です。
もともとは自身の単独ライブの企画から生まれた同作。絵本の制作は、まとまった時間を数回かけての集中作業だったといいます。
「限られたページ数のなかで、ツッコミのフレーズをバランスよく入れるのが大変でしたね。大きなホワイトボードにいっぱいネタを書き出して、そこから選びました」
絵本に入れ込む案は採用分の何倍もあったものの、「子どもにもわかるもの」をとことん選び抜いたそう。完成してみると、大人向けの本とは、違う手ごたえがあったと振り返ります。
「大人向けの本は、ある意味、自分の好きなことを書けばいい。でも絵本は子どもに向けたもの。自分の主義主張はいらないと思っていて。とにかく、読んでくれた子どもを喜ばせるために描きましたね」
発売後には、「5歳の子が爆笑していました」といった感想も。
「人を喜ばせるためにやって、人が喜んでくれる。初めて子ども相手で、笑ってくれるうれしさがありました。お笑いの仕事ともまた違った感動がありましたね。正直、こんな気持ちになったことがなかったです」
