人が求めることを教える
すべての画像を見る(全3枚)「アンさんの料理教室」を始めるとき、12名の生徒さん(アメリカ、ドイツ、オーストラリア)の配偶者に「奥さんになにを習ってほしいですか?」と、尋ねました。
この習慣は今の「村上祥子料理教室 in 福岡」でも生きています。レッスンのあと、提出されたアンケート(記入の是非は自由)をとことん読み込みます。赤字で答えを書き込み、LINEで返します。
超絶人気の(オーバーですが)料理教室であり続けるために、希望のあった素材やレシピを10~12点組み立て、テキストを作成。試作して机上に並べ、色彩のバランス、貧弱な食材ではないか、デラックスでなくてもよいが人気のある食材(牛肉やエビなど)は加わっているかを考えます。
アンケートに「塊肉を簡単にやわらかくするには?」という質問があったので、レシピは「圧力鍋でゆでた豚肉をあしらった昔ラーメン」に決定。1975年(昭和50年)、月刊『ミセス』のデビュー作のラーメンの資料を取り出してみると、50年前に、豚骨スープもチャーシューもラードも圧力鍋でつくっていたことに驚きます。
調理の実演はスマートに
湯きりのとき、揚げ物の油をきるとき、食材を振らずに、縦にスッとまっすぐ出す。湯も油もこれできれます。菜箸を持つとき、小指は立てない。茶道のお点前のように指をそろえます。「カッコよく」を意識してのことです。


