雨や台風で外出できないときは、テーブルの上で「ピタゴラ装置」ごっこをしてみませんか?
インスタグラムの育児漫画が18万人超のフォロワーに愛読されているモチコさんが、5歳の長女、2歳の長男と一緒にチャレンジしてくれました。

ピタゴラ装置
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おうち遊びに最適!工作気分でつくって遊べるピタゴラ装置ごっこ

机の上でドミノのように消しゴムが倒れ、ビー玉が転がるとメジャーが巻き取られたり、小さな車が走っていくと旗が上がったり…。小さな動きが連鎖的にゴールまで続き、思いもよらない効果を生むからくり装置。Eテレで「ピタゴラ装置」として放送されているアレ、つい見入ってしまいませんか?

雨が続いたある休日、子どもの「なにして遊ぶ?」攻撃に、ふと「からくり装置をつくろう!」と思い立ちました。テレビでよく見てるし、身の回りのものを使ったらできそうやーん!
子どもたちも「やってみよー!」と乗り気。夫・チチオも巻き込んで、家族でからくり装置づくりです!

●段ボールとボールがあれば、とりあえずの装置が完成!

まずは転がすものを探しました。
家にあったのは、スーパーボール2個、大量のミニカー、野球ボールサイズのゴムボール。
横でチチオが段ボールを長く切ってくれて、レールの材料に。
あとはなにか身の回りのものをうまく使って、なんかできそうやーん!

とりあえず手始めに、ボールを転がすレールをつくってみよう!

ボールを転がすレールをつくってみよう

これだけで子どもたちは大はしゃぎ。

楽しそうにスーパーボールを転がしてます。

●5歳児がレールとゴールを考案!2歳児にも大好評!

さてこの後、身の回りのものを使って…。
え、どうやってどんなもんをつくろう?

あんなにテレビで観てたのに、装置の詳細が思い出せない!
家の中のものを見つつ、どんなものだったか思い出していると…。

イチコがレール増やしてるー!

5歳の娘・イチコがレール増やしてるー! レールの下に箱をつけて、ゴールもつくってるー!

このままだとただボールが転がって、箱に落ちるだけの装置…! え、おもんなくない!?

…と思う母を尻目に、子どもたちは大はしゃぎ。

スーパーボールをひたすら転がして遊んでいます。

ちょっと不安定なので、私がレールの角度やテープを補強していたところ…思いつきました!

●母の追加した太鼓、まさかの不評…っ!

ボールが落ちてくるところに太鼓を置いたら、音が鳴って楽しそう♪

ということで太鼓を置いて実践!
どや! ちょっとおもしろくなったやろ!

ええー! いらんの!?

ええー! いらんの!?

ということで、私の思う装置にはほぼならずに完成。

…ええねん、子どもたちが楽しんでくれたらそれで…!

いじける母を尻目に遊びまくる子どもたちですが、最終的に、スーパーボールが行方不明になって終わりました。よく跳ねるからね…。どっかいっちゃうよね…。

●子どもたちが勝手に遊んでくれるピタゴラ装置、雨の日にぜひ!

そんなこんなでグダグダだったからくり装置づくり。
からくりはゼロですが、子どもたちは楽しく遊んでいたのでOKということで!
しかも短時間&少ない労力で子どもたちが勝手に遊んでくれるので、この日以降すでに2回つくってます。捨てるのがラクなのもありがたいです。

もし次に本格的なからくり装置を子どもたちとつくるのであれば…。

・からくり部分をあらかじめ勉強する。
・レールではなく、からくり部分を先につくって、後からレールを組み合わせる。
・スーパーボールは行方不明になるので要注意。
・そもそももうちょっと子どもたちが大きくなってからつくる。笑

これをポイントにしつつ、リベンジしようと思います。
…ハッ! 本格的なものやったら夏休みの宿題にもなるかもしれない!
それに向けて、テレビで簡単そうな装置をチェックしていこうと思います。

【今回かかった金額:0円】

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【モチコ】

5歳の娘、2歳の息子に日々ツッコミを入れながら生きている関西人主婦。インスタグラム@mochicodiaryで子育てあるあるを発信しフォロワー多数。著書に『育児ってこんなに笑えるんや!』(ぴあ刊)。ブログ「かぞくばか」も更新中