「みんな一斉に」がないラクさ
すべての画像を見る(全3枚)日本では4月になると、新学期や新年度にあわせて、社会全体が新生活モードになる空気があります。
自分はとくに変わっていないのに、周りの変化や広告に押されて、なにか始めなきゃ、なにか変えなきゃ、と感じる人もいるかもしれません。
カナダにはその空気がないので、自分のペースで暮らせます。私はもともとマイペースですが、周囲からのプレッシャーがないので気分がラクに。
日本にいた頃も、大人になってからは4月の空気にそれほど負担を感じなくなりましたが、学生時代や新入社員の頃は違いました。
とくに苦手だったのは、4月によく開かれる歓迎会です。お酒を飲まない私にとっては、にぎやかな宴席に長時間いると疲れてしまい、毎年気が重かったのを覚えています。
今はだれかに合わせてなにかをする必要がなく、自分の都合だけで1日を組み立てられます。同じ4月でも、過ごし方がずいぶん変わりました。
大きな節目より、小さな区切りを自分でつくる
新年度のような大きな節目を待たなくても、暮らしの区切りは自分で小さくつくることができます。
私は週に1度、水曜日を「後まわしにしていたことを片づける日」と決めています。郵便物の整理や、ちょっとした事務作業など、毎日やる必要はないけれど、ためすぎると気が重くなることをこの日にまとめて片づけます。
少し前までは、火曜日を「死蔵品を活用する日」にしていました。普段あまり使っていないものを意識して使ってみたり、いつか試そうと思ってプリントアウトしたまま放置していたレシピで料理をしてみたりする日です。
死蔵品が減ってきたので今はやめましたが、しばらく続けたおかげで、ためこんでいただけのものがずいぶん減りました。
月末には家計簿を締め、月初にはその月の仕事を振り返ってノートに書いています。
こうした小さな区切りがいくつもあると、毎日が同じ繰り返しではなくなり、生活にメリハリが生まれます。
なにかを見直したいと思ったときが、その人にとってのタイミングです。春だから片づけけなきゃ、新年度だからなにか始めなきゃ、と気負う必要はありません。
4月でもマイペースで大丈夫
4月だから、新年度だからとがんばらなくても、暮らしは回ります。やりたくなったらやるというマイペースを大事にしてほしいと思います。
日本の4月のあわただしさに少し疲れたら、4月を特別視しない国もあるんだと思い出してみてください。少しだけ肩の力が抜けるかもしれません。
