●Siriと始める音楽のある暮らし

Siriと始める音楽のある暮らし
「ヘイ、シリ」を呼びかけると、本体上部が光ります。
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iPhoneユーザーならおなじみのSiri。HomePodに搭載されているSiriはオーダーを聞き間違ってとんでもない曲をかけたりすることもありますが、概ね賢く、満足するアシストをしてくれます。

使っているうちに学習したのが、Siriに話しかけるための文法があるということ。丁寧に、外国から来た留学生に対するように、正しい日本語で活舌よく話しかければだいたいOK。普段からSiriに接しているiPhoneユーザーなら心配ありません。

たとえば「ヘイ、シリ、『loveless』をかけて」だと、Siriはマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの『loveless』なのか、くるりの『loveless』なのか混乱。そしてなぜかいつも意図しない曲がかかってしまいます。それもまた出合いですが。
ほかに候補がありそうな曲名やアルバム名は、アーティスト名を添えて丁寧にお願いしましょう。

でも逆に「ヘイ、シリ、ナンバーガールの曲をかけて」という大雑把なオーダーに「お好みに合わせて厳選したナンバーガールの音楽をお届けします」と応えてくれるし、「ヘイ、シリ、80年代の曲をかけて」という問いかけには「ポップヒッツ80年代ラジオをお届けします」という最高な返し。マドンナをかけてくれました。

こういうオーダーだと、自分で探さずともAppleMusicの膨大な音楽の中からすてきな曲を引っ張ってきてくれるので、常に新鮮な音楽に包まれることができます。Siriはなかなか音楽のセンスがいいのです。

Siriはなかなか音楽のセンスがいい

プレイリストの名前にもちょっと注意が必要です。

「ヘイ、シリ、私のプレイリスト『渋谷系ベスト』をかけて」だとsiriは理解し、お目当てのプレイリストを演奏してくれます。

でもプレイリストの名前が『最近のお気に入り』だったりすると、siriはそれがプレイリストだと理解できずに「最近のお気に入りを探ぜばいいの?」と混乱。プレイリストはほかとかぶらない、オリジナルの名前をつけると間違いがありません。

ちなみに「ライブラリの曲をかけて」というと、絶対ジャスティン・ビーバーをかけるのはなぜなんでしょうか。

●さまざまな機器とつながるHomePod。設定にはご注意を!

Siriはなんでも知っています。

「ヘイ、シリ、この曲のタイトルは?」→「今流れている曲はサカナクションの『忘れられないの』です」
「ヘイ、シリ、明日の天気は?」→「世田谷区の明日の天気は晴れ、最高気温は32℃です」
「ヘイ、シリ、ニュースを教えて」→「今日のNHKニュースをお届けします」

Siriは現在地の天気や最新ニュースだって知っているのです。

Siriは現在地の天気や最新ニュースだって知っている

ちょっと怖いなと思ったのが「パーソナルリクエスト」。Siriはだれの声でも拾ってしまうので、HomePodからメールやスケジュールをのぞき見放題になってしまいます。

ひとり暮らし、あるいは隠しごとのないオープンな家族ならよいでしょうが、秘密のあるご夫婦などはこちらの設定をオンにしない方がよいかもしれません。

秘密のあるご夫婦などはこちらの設定をオンにしない方がよいかもしれません

またHomePodはAirPlayにも対応。iPhoneの外部スピーカーとしても活躍します。

iPhone用アプリ「Home」でさまざまな機器と連携、照明やエアコンを操作することも可能です。さっそく設定を間違って真夜中に、AppleTVから大音量の岡村靖幸が流れ始めるという事件がありました。

今この原稿を書いているのは会社なのですが、HomeアプリでHomePodをオンにしたところ「再生中」に…。まさか遠く離れた自宅で音楽が鳴り響いているのでしょうか。

筆者はiPhoneユーザーで、MacBookAirやAppleTVといったApple製品が好きだったこともあり、HomePodの発売を心待ちにしていました。

結果、音楽がもっと楽しくなりましたし、AppleMusicに課金しているメリットが広がりました。

「Appleユーザーなら」という枕詞がついてしまいますが、おすすめできる新製品です。ぜひお試しください。