メリット1:家事を可視化したら、夫が率先してするように
すべての画像を見る(全6枚)家事を見える化したことで、夫婦の家事分担にも大きな変化があったのだとか。
「リストのチェックは、青いペンが夫で、赤いペンが私。夫婦で担当を分けて使っているんです。家事をリストにして見える化したことで、夫がすごく喜んでくれました」
夫は仕事柄、普段からこういったリストを見ることに慣れていたそう。
「以前は私がどれくらい家事をやっているかわかっていなかったようですが、『こんなに家事をしてくれていたんだね』と理解してくれるようになりました。最初は私が夫のやった家事に青ペンでチェックしていたのですが、そのうち夫が自分でチェックし始めるようになって」
こうしたやり取りを重ねるうちに、自然と家事シェアにつながっていきました。
「このリストがないと『布団あげた?』とか『お風呂洗った?』といちいち聞かないといけませんが、リストを見れば一目瞭然なので、コミュニケーションもスムーズになりました」
メリット2:「自分時間」が生まれ、心に余裕ができた
家事リストを始めてから、「自分自身を大切にできるようになった」とmiwaさんは話します。
「リストがあると、『これだけ膨大な量の家事を終わらせているんだな』ということが実感できて、自分をほめることができるようになりました」
また、名もなき家事に追われる感覚がなくなり、自分のために時間を使うことができるようになったそうです。
「整理収納アドバイザーとして仕事をしていて、お客さんに『30分の自由時間があったとして、なにをしますか?』と聞いても、『ゆっくりコーヒーを飲みます』と答えられる方はほとんどいないんです。多くの方が、普段なかなか手が回らない頻度の低い家事を、その時間にやろうとします」
リストにすれば、やるべき家事をあらかじめ計画して終わらせることが可能に。
「あいた時間にちゃんと座って休めたり、くつろげる時間を確保できるようになるんです。心の余白時間をしっかり把握できるようになったのが、いちばん大きな変化ですね」
皆さんも「家事リスト」を取り入れて、心と時間にゆとりのある暮らしを目指してみてはいかがでしょうか。

