若い頃に愛用していたスカーフが、今ではタンスの肥やしになっている…という方はいませんか? そんななか「年齢を重ねたからこそスカーフが似合うようになった」と話すのは、元祖・節約主婦として知られる若松美穂さん。旅の荷物にも必ずスカーフを1枚忍ばせるという若松さんに、夏にぴったりな使い方をお聞きしました。
すべての画像を見る(全7枚)年齢を重ねたからこそ、スカーフが似合うことも
スカーフは、エアコンの寒さよけや荷物をまとめる風呂敷代わりなど、いろいろと使い勝手がよいもののひとつです。私は用心深いこともあり、旅の用意をするといつも洋服を1組多く持ちがち。そこで意識して洋服は1組減らし、代わりに大きめのスカーフを1枚忍ばせます。
以前はそこまで使いこなせていませんでしたが、年齢を重ねたからこそ似合ったり、しっくりくるものもあると感じています。
こちらのスカーフは、10年以上前にZARAで購入。どの部分を見せるのかで、紺色が多く見えるシンプルな雰囲気にも、色の多いにぎやかな雰囲気にも変えることのできるお気に入りの1枚です。
このような大判スカーフは、インナーに変化を加える素材のひとつとして使っています。対角線同士を重ねて三角に折り、体に巻きつけます。
うしろで交差させ、両端を前に引っぱります。お好みで胸の上で結んだり、下の方で結んだりと、自由に結び方を楽しむこともできます。
素材にもよりますが、身動きをとると安定感がなくなるスカーフも。その場合は、内側から見えないようインナーにとめるなどして、胸元から下がってこない工夫をしてもいいかもしれません。
ビーチで過ごす場合や暑い日にはこのままでもいいですし、上からベストやシースルーのカーディガンを羽織ったりと、さまざまな着こなしを楽しむことが可能です。