気温が高くなると気になるのが「生ゴミのにおい」。築40年近い団地にアラフォー夫婦2人で暮らしている整理収納アドバイザーの松尾千尋さんは、週に2回しか生ゴミを出せる日がないなか、生ゴミをにおわせない方法について考えてきたそう。「ちょっとした工夫でにおいゼロを実現できた!」と話す松尾さんが実践している、生ゴミのにおい対策について紹介してくれました。

生ゴミのないキッチン
「生ゴミは出しっぱなしにしない」がモットーのキッチン
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生ゴミの「強烈なにおい」対策

密閉性の高いゴミ箱
昔生ゴミを保管するのに使っていた、密閉性の高いゴミ箱。今は普通のゴミ箱として使用

昔、密閉性の高いゴミ箱に生ゴミを入れていたことがあるんですが…フタをあけた瞬間の「強烈なにおい」に毎回悩まされていました。 

どうにか対策できないかと試行錯誤した結果、においがなくなった方法をシェアします。

洗い物 水きり
水きりネットの代わりに、新聞紙などをかぶせて使っても。水気がきれればなんでもOK!

まずは、「水気をしっかりきる」ことを心がけました。

わが家では手持ちの容器に水きりネットを取りつけて、そこに生ゴミを入れています。生ゴミがまだ傷んでいないうちに、しっかり水を絞るようにしています。それだけで、においの出方がまったく違うのを感じています。

さらに、私はにおいをゼロにしたいので、料理が終わったら生ゴミ入りの容器をサッと冷蔵庫に入れています。

「冷凍庫保管」でにおいナシ!

生ゴミの冷凍庫保管
冷凍庫の一角に、生ゴミ用のスペースを設けています

「えっ、冷凍庫に生ゴミ?」と驚かれるかもしれませんが、まだ傷んでいない生ゴミは食べ物の延長だと考えています。

さらに、冷凍庫の中は、100円ショップのファイルボックスを使って生ゴミ専用のエリアをつくって確保しています。そこに、生ゴミを小さなビニール袋に入れて口を縛ったものをポイ! 仕きることでほかの食材と分けておけるので安心です。

こうしておけば、ゴミ出しの日まで3日くらい間があいても、においのストレスはゼロ。ほんのひと手間で、気持ちよく過ごせています。