子ども2人と団地で生活し「もたない暮らし」の情報発信や、片付けサポートの仕事をしている、整理収納アドバイザー1級のかさもさん。在宅ワークをしながら、子どもたちと過ごす長い夏休みは、家事・育児・仕事のすべてに追われて、なかなか自分のペースが保てないのが悩みだといいます。それでも、「一緒に過ごせる時間は今だけ」と前向きにとらえながら、少しでもラクに、心地よく過ごすために実践している3つの工夫について語ります。

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母子3人暮らし、家事をラクにするために実践していることとは?
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1:宿題の定位置をあえてリビングにする

棚の横にある宿題ラック

教科書やランドセルを置く部屋は別にありますが、夏休みの宿題セットはリビングに出しっぱなしにしています。理由は下記の3つです。

・私の生活動線上で宿題をしてくれることで、わざわざ子ども部屋まで宿題のチェックに行かなくてよいから。
・子どもたちがエアコンのあるリビングで宿題を始めて、片付けもできるから。
・もし宿題がテーブルの上に出しっぱなしでも、すぐに片付けてもらえるから。

2:献立を固定して、毎日の料理をラクに

食事の写真

わが家は日頃から、献立を固定しています。そうすることで、買い出しの回数や時間を減らせるだけでなく、ムダな買い物も防ぐことができています。とくに夏休みは、お昼ごはんも毎日つくらなければならないため、私にとって必須のルールです!

たとえば、夕飯のあとは寝るだけの日は、白米・納豆・豚汁で固定。代わりに、お昼ごはんのレパートリーを増やしました。

このように献立を決めておくことで、午前と午後の仕事の合間にスムーズにごはんをつくって食べることができるようになり、ストレスも軽減できています。