仕事や家事、育児に追われていると、「気づいときには今日も自分の時間がなかった…」そんな風に感じたことはありませんか? 時間はだれにとっても1日24時間。なのに「やりたいことができる人」と「やる時間がない人」がいるのは、なぜでしょう。時間×片付けコンサルタントの下村志保美さんによると、それは、「時間がない」のではなく、本当は「なにかが時間を奪っている」ことに気づいていないだけかもしれないそうです。そこで今回は、下村さんに、自分時間がたりないと感じている人にこそ見直してほしい「手放すべき3つのこと」を教えてもらいました。

洗濯物
家事を「完璧」にこなそうとしていませんか?
すべての画像を見る(全5枚)

1:スマホの通知

スマホの画面

LINE、メール、SNS、ニュース、天気、ポイントカードアプリまで…。1日に何度も鳴るスマホからの通知音に、無意識のうちに反応していませんか? 「ちょっと見るだけ」のつもりが、気づけば、10分、15分…。スマホの通知は、目の前の時間を細ぎれにし、集中力を奪います。

通知のほとんどは「今すぐ見なくてもいいもの」だったりしますよね。そこで、思いきって通知をオフにすることで、静かな時間が戻ってきます。

スマホに反応する時間を、自分の意志で使える時間に変えていきましょう。

2:家族や他人からの「こうあるべき」という期待

ご飯

「いつも笑顔でいなきゃ」「ちゃんとしたごはんをつくらなきゃ」「部屋はいつもきれいでないと」。そう思っていませんか?

それって本当に「自分がやりたいこと」でしょうか。もしかしたら、“他人からの期待”を勝手に背負い込んでいるだけかもしれません。

「今週はちょっと無理しない」「今日は手抜きでいこう」。そんな風に自分にゆるくなるだけで、心に余裕ができます。時間とは、心のゆとりが生み出すものでもあるのです。