夏休み、子どもが持ち帰ってきた「絵の具セット」をキレイにする方法を紹介します。教えてくれるのは、クリンネスト1級のあささん。ここでは、家にあるものでできる、パレットや筆など各アイテムの洗い方や、新学期が始まる前にチェックしておくといいポイントについて解説します。
すべての画像を見る(全6枚)絵の具パレット、バケツをラクに洗うコツ
パレットとバケツは、食器洗い用など中性洗剤をぬるま湯に1~3プッシュし、スポンジを使って洗います。細かい部分は、使い古した歯ブラシを使うと落としやすいです。
パレットにこびりついた着色汚れは、ぬるま湯でふやかせば比較的簡単に落とせますが、それでも落ちない汚れは、乾かしてから消しゴムでクルクルこするとキレイになりますよ。
カビやすい筆は、毛流れを整えるように洗う
絵の具用の筆は、使い終わったあとしっかり洗わないと、根元に絵の具がたまって固まってしまいます。夏休みのタイミングで一度、丁寧に洗ってあげましょう。ぬるま湯と中性洗剤(食器用洗剤でOK)を使って、指で優しく筆をしごくようにして洗うのがポイントです。
洗い終わったあとは、水をよくきって、タオルの上で毛流れを整えて陰干しします。直射日光の下に置くと、毛がパサついたり折れやすくなってしまうので注意しましょう。
筆がすでにカチカチに固まってしまっている場合は、ぬるま湯につけて少し柔らかくしてから洗うと落としやすいです。それでも落ちない場合は、専用の筆洗い液を使うのもひとつの方法です。
また、濡れたままケースにしまうと、筆がカビることがあります。カビてしまったものは、新しいものに交換を。