暑くて食欲が落ちやすい夏は、あっさりと、でもしっかり食べられる料理が食べたくなりますよね。なかでもトマトは、さっぱりとしていて彩りもよくなるため、夏こそ大活躍の野菜です。そこで、今回は人気料理研究家の市瀬悦子さんに、トマトをよりおいしく食べるレシピを教えていただきました。

トマトと蒸し鶏にオイスターゴマダレをかける様子
さっぱり食べられるのにコクのあるタレでメイン級の満足感!
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しっとり鶏肉と厚切りのトマトであっさりなのに食べごたえアリ!

オイスターソースでとろみとコクをプラスしたタレが、おいしくからむ! 鶏肉は室温に戻すと、火が入りやすいです。

●トマトと蒸し鶏のオイスターゴマダレ

【材料(4人分)】

  • トマト 1袋(中3個)
  • 鶏胸肉 小2枚(500g)
  • 塩 小さじ1/2
  • 酒 大さじ2
  • レタス 3~4枚
  • A[いりゴマ(白)、オイスターソース各大さじ2 しょうゆ、ゴマ油各大さじ1]

【つくり方】

(1) 鶏肉は室温に20分ほどおき、耐熱皿にのせて塩をすり込み、酒をふる。ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で3分加熱し、取り出して鶏肉の上下を返し、再度同様に4分ほど加熱する。ラップをかけたまま20分以上おいて粗熱をとり、1cm厚さに切る。

トマトを切る様子

(2) トマトはヘタを除き、1cm厚さの半月切りにする。レタスは細切りにする。

レタスとトマトを器に盛り付ける様子

(3) 器に(2)のレタスを広げて盛り、(2)のトマト、(1)を重ねてのせ、Aを混ぜ合わせてかける。

[1人分259kcal]

※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

※ 計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5mlです

※ 電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります。火どおりに不安がある場合は、様子を見ながら少しずつ加熱してください

※ 電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください

※ 電子レンジの機種や、肉などの素材の大きさにより火のとおりに差が出ます。表記の加熱時間で火が中までとおっているか確認し、とおっていないようであれば、様子を見ながら少しずつ加熱してください

※ 液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってからレンジから取り出すなどご注意ください