3:見落とされがちな「縦の空間」を生かした収納

間取り図では「縦の空間」を見落としがち
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間取りを考えるとき、多くの方は平面図を見て検討します。そのため、家具などの配置がイメージしやすい“横の空間”に意識が向きますが、天井方向に向かって広がる“縦の空間”は見落とされがちです。

とくにスペースに限りのある家では、階段下や、天井近くなどのデッドスペースを活用することで、見た目はすっきりしていても、しっかり収納できる空間に。つり戸棚や可動棚を上手に取り入れて、「縦」まで使いきる収納計画を意識しましょう。

天井近くのデッドスペースも収納に活用
天井近くのデッドスペースも収納に活用

収納計画は、ただ「ものをしまう場所」をつくるだけではなく、「いつ、どこで、なにを使うか」という生活の流れを考えることが大切です。

今回ご紹介したような見落としがちな収納にも目を向けておくことで、散らかりにくく、片づけやすい住まいが実現します。家づくりの際には、ぜひ一歩先を見据えた収納計画を意識してみてはいかがでしょうか。

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