年齢を重ねると、真夏の定番コーデが突然似合わなくなることも。そんな「年齢や体型の変化も味方にする」着こなし術を、カラーコーディネーター・河村純子さん(50代)が教えてくれました。いらないものを手放しながら、心地よくおしゃれを楽しむヒントもあわせてお届けします。
すべての画像を見る(全7枚)クローゼットの見直しで自分の“好き”が明確になった
色や柄を取り入れながら、ファッションを自由に楽しんでいる河村純子さん。そんな今の姿からは想像がつきませんが、かつてはグレーの服ばかりを着ていたそう。
「今思えばすごく地味ですが(笑)、当時はそれで満足していたんです。でも40代になると、それまで着ていた服が急に似合わなくなって。『このままじゃあかん!』と、“色”を学んだり、クローゼットの見直しをするうちに自分の“好き”が明確になり、おしゃれを楽しむコツが身についていった気がします」(河村さん、以下同)
年齢とともに感じる肌や体型の変化さえも味方につけて、無理なく今の自分に似合う着こなしを楽しんでいる河村さん。その姿は、とても軽やかです。
「肌や体型は、だれでも必ず変化するもの。無理に隠そうとせず、いらないものは手放しながら、心地よくおしゃれを楽しんでいけたらと思っています」