多種多様なものが混在する中で、いつもスッキリ機能的な状態をキープしたいキッチン。ESSEフレンズエディターでライフオーガナイザーのきくともさんは、5年前に中古マンションをリノベーションして住み替えをしました。そのとき、あえてアイランドキッチンにして、ものが出しっぱなしにならないように収納を考えたそう。キッチンをきれいに維持する方法を3つ教えてもらいます。
すべての画像を見る(全5枚)あえて丸見えのアイランドキッチンで、きれいの習慣をつける
5年前に中古マンションをリノベーションして住み替えをしたのですが、その際キッチンをあえてアイランド型キッチンにしました。
スタイリッシュな見た目に惹(ひ)かれたのですが、リビングダイニングから丸見えになることで、キッチンにものを出しすぎず、きれいをキープせざるを得ない状況にしたのです。
キッチンのスッキリ・きれいをキープする3つのコツを具体的にお伝えします。
コツ1:作業台の「出しっぱなしゼロ」を意識する
まずひとつめのコツは、キッチンの作業台は「出しっぱなしゼロ」を意識して、調理に必要な道具や調味料はシンク下とコンロ下の収納に定位置をつくることです。
引き出しをあけるというアクションはありますが、中は使用頻度の高いものがさっと取り出せるように配置しました。キッチンペーパーも引き出しにしまい、調理中のみ作業台に出して使う、終わったら戻すようにしています。
このときに引き出しの中にものをぎゅうぎゅうに入れすぎず、「いつも使う1軍のもの」が取り出しやすく戻しやすい配置を考えます。ストレスや違和感を感じたら、何度も試行錯誤しながら定位置を決めていきましょう。
コツ2:「見せる」と「隠す」のメリハリ収納
キッチンは収納スペースが限られるため、使用頻度や見た目を基準に「見せるもの」と「隠すもの」を分けて定位置を考えるとよいでしょう。
「見せるもの」は数を絞り、おしゃれな鍋やお気に入りのキッチンツール、ディスプレイ雑貨など。「隠すもの」は食品ストックや生活感のある消耗品、掃除道具など。
わが家ではお気に入りのソルト&ペッパーミルをディスプレイも兼ねて出しています。頻繁に使うから出しっぱなしにしておきたいものは、お気に入りのデザインにこだわって選んでみるのも楽しいものです。
作業台やコンロまわりに出しっぱなしをなくすと、調理のあとはさっと水ぶきするだけで汚れもさっと落とせ、汚れが溜まらなくなるメリットもありますよ。