『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』で共演した仲よしコンビがESSEに登場! 年の差はあるものの、すっかり打ち解けた様子のお2人が、作品のことや親と子の価値観の違いについて語ってくれました。
すべての画像を見る(全4枚)丁寧に扱うべきテーマ、何度も話し合いました
7月4日から公開される『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(通称“おっパン”)は、練馬ジムさん作同名コミックを実写化したドラマの劇場版。
古い価値観に凝り固まった“昭和のおっさん”こと沖田誠(原田さん)が、LGBTQ+や推し活、二次元愛など令和の新しい価値観に出会い、自身をアップデートしていくストーリーです。
ドラマ版は大きな共感と話題をよび、2024年『日本民間放送連盟賞』では優秀賞を受賞しました。
原田:まず原作が魅力的ですし、さらに自分たちも楽しく、かつまじめに取り組んだ作品が評価いただけたことは本当に誇らしい気持ちです!
中島:僕も、初めての連続ドラマ単独出演作品がこんなに愛されて、たくさんの方に届いたと思うと本当にうれしいですね。
原田:丁寧に扱うべきテーマが多かったから、撮影時にはプロデューサーも交えてみんなでたくさん話したよね。
中島:はい、「このシーンはこう捉えられる可能性もある、じゃあどうしよう?」って。
原田:そうそう、(犬の)カルロスの抱き方ひとつとっても、なるべくだれかを傷つけるものにならないようにって…。
中島:そんなつくり手みんなの真摯な思いが演技や映像にも現れて、多くの人が受け入れてくれたのかもしれませんね。
原田:そうだね。劇場版の内容を少しお話しすると、ドラマ版でアップデートしたはずの誠が、また新たに乗り越えるべき壁にぶつかります。さらに、ドラマで僕をアップデートしてくれた五十嵐大地くん(中島さん)にも、向き合うべき問題が出てきて。悩んでいる姿がまた人間らしくてかわいいんだよね。
中島:はい。大地くんはゲイなのですが、過去に乗り越えたものがあるからこその強さや優しさをもった人です。それを感じながら演じたので、ぜひ注目していただけたらと思います!